歌姫のインタビューたち

東京事変(というより椎名林檎)のインタビューがMTVJAPAN.COMに載ってました。

少しずつやるという作業自体が初めてだったので、せっかちな私には根気強くなれという教育もされたような気がします。

これぞ、「ちゃんと教育して叱ってくれ」願望が叶えられた、ということでしょうか。ROCKIN' ON JAPANでのロングインタビューでも語ってましたが、やはり新メンバーの影響はすごく大きいみたいですね。特に伊澤一葉。彼の存在が椎名林檎を変えた気がします。必要以上に作り込んだり、妙に斜に構えたりせず、わりと素直に音楽できるようになった背景には、伊澤一葉のダメ出しがキいてるみたいです。

あまりJ-POPだからどうとかということも考えなくていいのかなと初めて気付いたというか。

すごい心境の変化!色々と消化してたどり着いた境地なんでしょうね。本来意図していた方の「アダルト」ではなく、「大人」になったなぁ、と思いました。東京事変という舞台でいまだ進化を続ける椎名林檎。大人になることとロックであることは特に矛盾しないみたいですね。でも、屈折した感情やモラトリアムがギッシリ詰まってた「誘発オルガズム」とか「多面体テレパシー」の頃がすごく懐かしくなっちゃうのも事実。あれはあれですごーく良かったよなぁ、などと思う月曜日。
Yahoo!ミュージックの安藤裕子特集はライトなタッチです。ムーヴィーでのコメントもあるので、ファンの方は必見ですぜ。フォトギャラリーでの真顔開脚ポーズがちょっと面白いです。

http://magazine.music.yahoo.co.jp/spt/20060125_001/

個人的に気になった部分をピックアップしておきます。

ここ最近ギターで作るのがはやってるんですよ。コードもちょっとしか知らないから、ずっと4つぐらいのコードをまわしてるだけなんですけど。だから最近作ってる曲は妙にフォーキーだったりしてますよ。

「ピアノと安藤裕子」なイメージはありますが、ギターはちょっぴり意外。(多才なので何やってもそこそここなせちゃいそうなイメージはありますけど。)これって次の新曲に反映されちゃったりするのかしら。フォーキーな曲と安藤裕子の七色ヴォイスはキレイな景色を見せてくれそうですよね。こっそり期待してみます。