東京事変 『DOMESTIC! Virgin LINE』@大阪城ホール

正直、未だに椎名林檎ソロ時代の呪縛から逃れられていないbonlifeことジュンイチです。本日は仕事を定時で切り上げ、東京事変の「DOMESTIC! Virgin LINE』の大阪公演を観に行ってきました。アリーナ席の13列67番という前方右よりのポジションで楽しんでまいりました。
ライヴは…すごく良かったです。でも、なんとなく寂しさが残るのはなぜかしら。詳細は続きをご確認あれ。
とりあえず、セットリスト+α。(mixi東京事変コミュから拝借いたしました。)

  1. 葬列 (with 子兎合唱団)
  2. 群青日和 (with 子兎合唱団)
  3. 虚言症
  4. 歌舞伎 (ソロプレイで自己紹介)
  5. 化粧直し
  6. 丸の内サディスティック
  7. スーパースター
  8. サービス (ネコ耳おふざけモードで生着替え)
  9. 喧嘩上等
  10. ブラックアウト
  11. 夢のあと
  12. 母国情緒 (ステキなステップ)(鍵盤ハーモニカで幸福論)
  13. 修羅場
  14. 秘密
  15. 手紙
  16. 透明人間

[アンコール]

  1. 落日
  2. 恋は幻

[エンディング]

  • 雪国 (朽ちていく林檎の映像と共に)

2時間少々の時間があっという間。オーディエンスを一瞬たりとも飽きさせない練りに練られた構成にはただただ驚くばかりでした。スクリーン映像の他に、手動ミラーボール、ジャニーズのコンサートのような炎の噴出などなど演出面が今までのライヴとは一線を画していました。
まず、1曲目が「葬列」ってのがアツいじゃないですか。椎名林檎ソロ時代の曲の中でも特にヘヴィーな曲を東京事変で演ってしまうなんて…。アレンジも変わって、良くも悪くも聴きやすくなってました。途中、舞台袖からぞろぞろとウサ耳をつけた制服姿の小学生と思しき少年少女があらわれて、コーラス。もう意味不明です。その後、チビッ子コーラスがいる状態で「群青日和」。以前のアレンジとはだいぶ異なっていてかなり違和感がありましたが、これはこれで良いのかな、と途中から思えました。過去にこだわるつもりはないのですが、「群青日和」聴くとどうしてもH是都Mことヒイズミくんが楽しげに弾いている様子が頭に浮かんでしまうんですよね。アレンジ変えてなかったら、もっとH是都Mの不在を強く意識してしまったのかもしれません。そして、お次の「虚言症」は…ゴメンナサイ、消化できてません。正直、「あ、違う…。」と感じてしまいました。曲調が違うとかじゃなく、切迫感がないというか。メンタル面でゆらいでいた時期に聴いていた曲なので、ただの曲として聴くことが出来ないんですよね。お恥ずかしい話です。椎名林檎ソロ時代の「下剋上エクスタシー」が忘れられないでいる椎名林檎狂だった男の悲しい「性(さが)」です…。
と、なんだかインジャイ(というよりエンジョイ)できていないような出だしですが、ちょっと戸惑っていただけなのです。その後の怒涛の展開は純粋にライヴジャンキーとして楽しんでまいりました。細々書いてもアレなので、「楽しかった」の一言でお許しください。そうそう、「サービス」はホントに以前にも増して「サービス」でした。VOX担当の椎名林檎猫耳つけてニャンニャン状態。全員が拡声器持って交代で歌ったりして、最後には男子メンバーがステージ上で生着替え。なつかしのスーパージョッキー熱湯コマーシャルを思い出してしまいました。詳細は他の方のもっとアツいライヴレポ読んでご確認くださいませ。例えばここあたりとか。
それはそうと「ライヴ中にあの香水の匂いがする」というウワサでしたが、空中に散布されてたのかしら。近くの席の誰かがちょっと強めに香水つけちゃってるよ…と思ってたのですが、そうじゃなかったのかなぁ。

[東京事変の過去のライヴレポ]

「"DOMESTIC!" Just can't help it.」の2公演(京都、大阪)はさらに楽しめると良いなぁ。

加爾基 精液 栗ノ花 (CCCD)

加爾基 精液 栗ノ花 (CCCD)

「葬列」はこのアルバムに収録されていますので気になった方はちょいと聴いてみてくださいな。なんだかヘヴィーでビックリするはずです。