スーパーカー - 『スリーアウトチェンジ 10th Anniversary Edition』

結局、スーパーカーは好きだった。ライヴで観たのはほんの数回だけど。
このアルバムがリリースされた1998年、邦楽シーンは異様な熱気に満ちていて、気付いたらライヴジャンキーになっていて。ライナーノーツにも書いてあったけど、サニーデイ・サービスくるり中村一義ナンバーガール聴いてたなぁ。この頃、椎名林檎もデビューしてさ。GRAPEVINETRICERATOPS、どっちが好きか、とか。やっぱりオトコはエレカシだろ、とかとか。
この頃、音楽を聴く時間が十二分にある学生で本当にラッキーでした。埼玉から東京に通うパッとしない大学生活の隙間に音楽を流し込んだ日々が懐かしいです。

当時はMDで聴いてたんだよなぁ…。MD1枚入りきらなくて、2枚にしちゃってたり。「DRIVE」のフルカワミキちゃんの声にどれだけ癒されたことか。
若い人たちがこのアルバム聴いてどう思うのか正直全く分からないけど、少なくとも私にとっては、キラキラまぶしくて、胸にキュンキュン迫ってきます。大学時代に聴いた曲たちが持つ思い出色は褪せないものです。