新米リーダーの不安

平社員、bonlifeです。リーダーでもないのに、リーダー本。

新米リーダーの不安 (技評SE新書 008)

新米リーダーの不安 (技評SE新書 008)

中小規模のプロジェクトをいかに上手いことさばくか、に焦点をあてた本。大規模プロジェクト中心の本より親近感が湧きますね。すごい発見があったわけじゃないけど、悪くない本。
印象に残ったところをピックアップ。

  • 80点主義 (P.23)
  • 文書を中心としたレビュー形式のコミュニケーションを図る (P.49)
  • システム開発のマネジメントは、ルーチンワークとして機械的に人を使うことを目的とする「管理」ではなく、ある目標を達成するための創作的活動である「マネジメント」でなければなりません。 (P.170)
  • 業績ではなく"実績"を評価する (P.179)
  • 納期を絶対値として品質とコストを調整する (P.186)

この本の2章以降はQ&A形式なので、気になる点があったらそこだけ確認できて便利かも。でも、こんなタイトルの本を手元に持っておいて参照するのはちょっと恥ずかしいですけどね。後、P.122あたりからの『「高さ」「縦」「横」の3次元構造でアーキテクチャを考える』はちょっと分かりづらかったなぁ。「サブシステム内」、「サブシステム間」、「外部システム間」という3つの軸で考える必要があるよ!というのは分かるんだけど、「3次元」って言葉がしっくりこなくて頭がパーン!したよ。
とりあえず待ち行列理論から逃げ続けるのはやめて、一通りちゃんと勉強しようと思いましたとさ。