岩崎愛『太陽になりたいお月様』CD発売記念ライブ@十三ファンダンゴ

bonlifeです。いわゆるレコ発!長いことこっそり応援してる岩崎愛がついにレコ発ですよ。ちょっとアレな事情でパートナーはライヴに行けなくなてしまったので、妻の妹とファンダンゴに行ってきましたよ。

すごい濃い3バンド。
まず、野狐禅。力強く、でも、時折優しく。生活に密着したリアルな歌詞。全力で情熱をぶつけてくる姿に涙しそうになりましたよ。
続いて、cutman-booche。前回野外で観た時は半分ぐらい寝ちゃってましたが、昨日は満喫!たすくのMCがダルダルに冴え渡ってて、何度も笑っちゃいましたよ。cutman-boocheが演奏すると、ハコが野外になってしまうから不思議。風が吹くんですよ。気持ち良い音楽が気持ち良い景色を連れてくる感じ。「four-leaf clover」ではオーディエンスに歌わせる場面もあって。一体感。今回は「手の中のlife」の魅力を再発見。(Aメロが暗い感じなのであまり好きじゃなかったんですけど、よくよく聴くとやっぱり良い曲!)
ラストはもちろん岩崎愛。愛ちゃん、髪切ってたなぁ。この日はSURFING in United States of Americaがバックバンド。ところどころ声がハウりそうになって残念でしたが、それ以外の時はよく伸びてた!スーッと入ってくるあの声。聴き入り過ぎて曲順とか忘れちゃったけど、とにかく良かった!「手紙」とか「夕暮れの帰り道」とか涙無しには語れません。バンドサウンドも弾き語りもグッとキちゃいました。やっぱり岩崎愛は素敵。アンコールも2回。1回目のアンコールでは新曲も披露。1月から新曲ができなくてかなり悩んでたらしいですよ。「ラジオではネタにして笑ってたけど、帰って泣いてた。歌には素直になれると思ってたのに曲が出来なくて。死んだらええねん、って思ったこともあった。」的な発言にドキッとしたりして。「死ぬ」とか強烈なフレーズはコンテキストを無視して突き刺さることがあるので、やっぱり「死ねばいいのに」タグとか使わない方が良いよね、と関係のないことを思ったり。アンコール2曲目の「ドライブ」に入る前に「Lovin' You」を口ずさんでたのが美し過ぎてビビったです。「ドライブ」の中の一節をオーディエンスに歌わせる場面もあったなぁ。歌わされてる人たちが皆ちゃんと歌うのが面白かったです。案外上手いの。そしてそして、ダブルアンコールでは「決断の時」。18歳から歌ってるんですって。ジーンと沁みましたよ。一緒に観に行った妻妹も岩崎愛好きになったっぽい。ペンも持ってきてないのにアンケート書こうとしてましたから。まわりの知人もペン持ってなくて、結局ファンダンゴのペン借りてアンケート書いてましたよ。
すごーく良いライヴでしたよ。うん。レコ発ならではの温かさと優しさに満ちてたです。こういうライヴがこれからもいっぱいあると良いなぁ。

太陽になりたいお月様

太陽になりたいお月様

(聴いたことない人はこちらで試聴してみたら良いと思います。)

追記です。

いつもよくライブで見かけるid:heavymilkerさんの呼び名は下の名前だと思ってたら名字でしたよ。ビックリ。
後、愛ちゃんがライブ中に「元くるりのドラマー、もっくん」って言ってましたが、もっくんってもはやくるりのドラマーってイメージないよなぁ、と思いました。(まつきあゆむとかアナログフィッシュとかとか、そっちのイメージ。)