「原価」のしくみの入門書

bonlifeです。「夜鳴きそば屋」の屋台を例に原価について丁寧に説明している本。原価の把握や管理って案外難しいのね、ということを学びました。

知りたいことがすぐわかる!「原価」のしくみの入門書

知りたいことがすぐわかる!「原価」のしくみの入門書

個人的なまとめ。

  • 原価の3要素は、「材料費」、「労務費」、「経費」
  • 原価の各要素をそれぞれ「直接費」「間接費」に分ける
  • 製造原価の他の費用として「販売費」、「一般管理費
    • 商品や製品を売るためにかかった費用は「販売費」
    • 経理・総務・人事といった管理業務にかかった費用は「一般管理費
  • 材料費 = 消費量 × 消費価格
    • 消費量の把握方法は「継続記録法」 or 「棚卸計算法」
    • 消費価格は仕入れ価格が変動するので計算に工夫が必要
  • 原価計算は「1カ月1回」が原則
  • 原価計算の手順は、費目ごとに分ける「費目別計算」→製造部門ごとに分類・集計する「部門別計算」→製品ごとに集計する「製品別計算」
  • 間接費は「配賦基準」を決めて配賦する
  • 仕掛品の原価計算
  • 原価計算の3つの種類

情報システムの場合、どう考えるべきか、ってところを別の本で学びたいですね。どんな本が良いのやら。