「原価」のしくみの入門書
bonlifeです。「夜鳴きそば屋」の屋台を例に原価について丁寧に説明している本。原価の把握や管理って案外難しいのね、ということを学びました。
- 作者: 川辺洋二
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2006/09/19
- メディア: 単行本
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個人的なまとめ。
- 原価の3要素は、「材料費」、「労務費」、「経費」
- 原価の各要素をそれぞれ「直接費」「間接費」に分ける
- 製造原価の他の費用として「販売費」、「一般管理費」
- 材料費 = 消費量 × 消費価格
- 消費量の把握方法は「継続記録法」 or 「棚卸計算法」
- 消費価格は仕入れ価格が変動するので計算に工夫が必要
- 原価計算は「1カ月1回」が原則
- 原価計算の手順は、費目ごとに分ける「費目別計算」→製造部門ごとに分類・集計する「部門別計算」→製品ごとに集計する「製品別計算」
- 間接費は「配賦基準」を決めて配賦する
- 仕掛品の原価計算
- 原価計算の3つの種類
情報システムの場合、どう考えるべきか、ってところを別の本で学びたいですね。どんな本が良いのやら。