畑村洋太郎 「数に強くなる」

最近、色々と食べ過ぎてしまっているbonlifeです。弾レビュを読んで欲しくなってしまった「数に強くなる (岩波新書)」。早速、買って読んじゃいましたよ。昨日、ヒルトンプラザ・イースト5階のジュンク堂書店に行ったら売り切れてて焦りましたが、ブックファーストにあったので即購入。畑村洋太郎って名前、どこかで見たことあるなぁ、と思ったら失敗学の人でしたか。なるほど。

数に強くなる (岩波新書)

数に強くなる (岩波新書)

サラッと一読してみたのですが、個人的にはこのあたりが面白かったです。

  • その場で数を作る
  • 数を立体的に表す (million, billion, trillion)
  • ぜんぶ「1人当たり」にする
  • 音と光と数の不思議 (「6%の原理」)
  • ニッパチの法則

特に「ニッパチの法則」はドキッとしましたね。「最初の2割の努力で、成果の8割は達成される」ですって!私は変なところで完璧主義者なので、コストパフォーマンスが低くなってるのを自覚しててもなかなか直せませんでしたが、ズバッと「趣味」扱いされちゃうと、なんとかしなきゃな、と思いましたよ。反省。そしてカイゼン
全体通して、苦手意識持ってる暇があったら、ちゃんと自分の中の感覚を磨いて、数と仲良くなりたいなぁ、と思いました。
そうそう、この本を読む前に、速読の本を立ち読みしたんですよ。(8割ぐらい。)

速読勉強術

速読勉強術

今まで、速読なんてできるわけないじゃん!と思ってたのですが、ここに書かれてた「速く読むから理解できる」的なことはちょっと分かる気がしました。(読みながらもどんどん忘れてしまうので、スピーディーに読む方が理解できる、っていうロジック。だったような…。)どんな本にも応用できるテクニックじゃないような気がしないでもないですが、日本語の本(新書など)を読むのに使えるかもしれないなぁ、と思って「数に強くなる」をちょっと無理して自分なりに速く読んでみました。速くって言っても1時間ぐらいかけちゃいましたが。これが結構すんなり頭に入ってきて新鮮な体験でした。じっくり読み込もうとするよりも、速く繰り返し読む方が理解も深まりそうです。
ということで、今後は理解できるかどうかは別にして、速読を心がけようと思います。