「先読み力」で人を動かす
入社して7年も経つのにあまり成長した実感がないbonlifeです。マズーです。ということで、またまたリーダーではないけどリーダー本を読んでみましたよ。
「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~
- 作者: 村中剛志
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2008/03/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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印象に残ったところを適当にピックアップ。
- 先読みして行動する人はプロアクティブ / 何か起こってから対応する人はリアクティブ
- 1歩進んでいる人と1歩後ろに戻ってしまう人で2歩の差
- マネジメントスキルはグローバルに通用するスキル
- 仕事で関わる人全てをリードする
- 時間価値を知る
- 年収600万円の人は1時間に7,500円の価値を生み出すべき
- 全関係者の時間価値を意識することが重要
- 1日のスケジュールの予定と実績を記録
- 先のばしにした仕事は青、予定せずに実行した仕事は赤
- 赤について Why と How を突き詰めて考える
- プロアクティブな仕事だったか、リアクティブな仕事だったか分析
- 日曜日に翌週のスケジュールを立てる (30,60分単位)
- 3週間のスケジュールをチームで共有する
- メールは他人の時間を奪う (CCメールは結論のみ)
- チームのマニフェストを作り、外部(関係者)に公開 (メンバーのモチベーションを高める)
- ミーティングは参加者が投資する貴重な時間に対してのリターンがあるべき
- 事前にすべてを考える
- 結論まで仮説を立てる
- 相手の準備不足も事前に消しておく
- 事前ネゴやるべし
- 議事録は「何を」「誰が」「いつまでに」
- 説明相手は「小学生」だと思え
- 「How can I help you?」の精神でメンバーのフォロー
メール読む回数は1日3回!という提案、スケジュール帳への手書きの推奨など、何点かそのまま受け入れられないところもありましたが、タイムマネジメント(第2章)、ミーティング(第4章)はとってもとっても参考になりました。時間価値の話はすごく重要ですよね。人月200万円のコンサル1人を結論が出ない無意味な会議で2時間拘束したら、それだけで25,000円の損失ですからね。おぉ、怖。
今、実際にリーダーやってる人にはきっと他の章も参考になると思います。(私はまだまだメンバーの視点で考えてしまっていますのでピンとこないところもありましたが。) かなり具体的なことが書いてあるので、手元に置いて時折確認しても良いかも。(スケジュールの管理方法とかとか。)