会社に人生を預けるな
bonlifeです。流行りっぽいので読んでみました。
会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/03/17
- メディア: 新書
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- 終身雇用制は実はリスクが高い (企業にとっても個人にとっても)
- 終身雇用制がある限り、ワーク・ライフ・バランスは定着しない (企業にとってメリットなし)
- 終身雇用制は過当競争が起きる原因
- リスク・リテラシーを磨くべき
- リスクは可能性であり、変動幅 (上も下もある)
- リスク・リテラシーで一番大事なものは、「そこにリスクが存在する」ことに気づく能力
- 21世紀を生きる上でのキーワード「責任=レスポンシビリティ」
- 自分の頭で考える
結構クドい文章ですね。ポイントは「終身雇用制は危険なので、マジでなんとかしたい!」、「リスク避けてるだけだとマジヤバイ!ちゃんとコントロールしなきゃ!」の2つっぽい。でも、終身雇用制の色が濃い企業に勤めているせいか、あんまりピンとこなかったなぁ…。終身雇用って制度にすがってたらダメだけど、常に「外で戦えるか」ってのは意識しながら、1つの企業で勤め上げる方がカッコ良くない?ってこの考え方も会社に人生預けてるわけじゃないですね。リスク・リテラシーの方は「まぁ、そうね。」って感じです。プロマネのリスク・マネジメントとかと一緒ですね。ただ、これも日々細かいリスクを意識しながら神経すり減らすより、ある程度のリスクは把握した上で「みんなの意見は案外正しい」的な発想でイチイチ考えない方が合理的じゃないかな。(ま、実際にはリスクを把握してさえいないことが沢山あるわけですが。)