安藤裕子インタビューと「艶ポップ」という視点での面白い考察

bounce.comにアンドリュー a.k.a. ねーやん a.k.a 安藤裕子のインタビューが載ってました。インタビュー自体はそれほど長くないのですが、「歌いはじめた理由」を語っていたりして面白いです。

サリー       (CCCD)

サリー (CCCD)

(インタビューにも出てくる隠れた名曲「summer」が収録されているのは『サリー』です。)

自分がいちばん気持ち良くなれて達成感があるのは、そんなに回数やってないですけど、ライヴなんだろうなって。

こんな風に思ってたなんてちょっと意外です。徐々にMCもこなれてきてるというウワサは聞いていましたが、ライヴは苦手意識あるのかと思ってましたよ。春のライヴではAndrewのエナジー放出を見れるのでしょうか。ドキドキ。

聴き手にどうアタックしていくのかはわかんないけど、〈強い曲〉をもっといっぱい作りたいなぁと思った。もちろん、聴いて楽しい曲も作りたいけど……それはまあ、今後の話

つ、強い曲とはまた難しい表現…。曲を強い、弱いで表す人ってあんまりいませんよね。「感情的に強い曲」ってねーやんの想いがギュッと詰まった曲、ってことになるのでしょうか。BGMとして聞けなそうですね。アナログフィッシュが言うところの「BGMはいらない」宣言と同義かしら。違うのかしら。
インタビューの終わりにはちょっと不思議な考察が載ってました。女性アーティストを「艶ポップ」という枠組みで捉えてみようという試み。70年代のユーミン、80年代の松田聖子、90年代のChara原田知世、2000年代のaiko原田郁子。えー、そんな流れ?って思ったりしたのですが、そう言われればそうかもな、と思える部分もあったりして。確かに私は艶ポップアーティストを全部通ってきてます。特に松田聖子にゾッコンLOVEだったのは小学生の頃のお話。えへ。