good night!!@梅田Shangri-la
APOGEE！APOGEE！APOGEE！というわけで行ってまいりましたよ、梅田Shangri-La。いつもよりちょっと長めのライヴレポなのでご注意あれ。昨日の出演アーティストは以下の通り。
私のために開かれたイヴェントかしら、と錯覚してしまうぐらいツボなチョイスです。
定時(17:30)ピッタリに退社して紫の電車に乗ったりしてヨドバシカメラ。後ろの地下道をスカイビルに向かって延々と歩いた後、大通りを左に曲がってファミマを少し過ぎると、はい、シャングリラ。
初Shangri-LaにちょっとビクビクしながらドリンクチケットをGETしようと並んでいると、ベベチオの2人が登場。「あのさ、そのSTAFFのステッカーってもらえないのかな。」とかなんとか。店員さんと楽しげにトークしていましたよ。と言っても平良くんは基本的に無口で、早瀬さんが1人でしゃべってたのですが。そんなベベチオを横目に店員さんが「どのバンド観に来ましたか。」という質問をしようとした瞬間に小声で「APOGEEで。あ、APOGEEで。」と告げるbonlife。「ベベチオで。べ、ベベチオで。」って言ってしまいそうになる誘惑に打ち勝ちました。
会場に入るとシャンデリアにまずビックリ。ドリンクカウンターもサイドと真ん中の2箇所にありました。そこそこ広くて高級感があるムーディーなライヴハウス。お気に入りに追加です。そうそう、この日はクリームチーズオブサンのヴォーカルの原田氏がバーテンやってました。CD持ってますよ、なんて話をしながらシャンディガフを作ってもらいましたよ。イェイ。
シャンディガフを飲みながら独り段差に座って開演を待っているとライヴ知り合いの赤林檎さんに遭遇。彼女もスーツ姿。就職活動、お疲れ様です。ラジオ局志望らしく、交通費も出ないのに東京まで行くんですって！その情熱で会場の温度も1度上がったんじゃないかしら。なんつって。その後、あの子も来て、後は開演を待つのみ状態になったところで、はにさんズを発見。お久しぶりです、最近どうよ的なトーク。ビイドロまた大阪来るらしいですぜ、とかそんな話をしました。
いよいよ時間になってベベチオ登場。セットリストは不明ですが、だいたいこのあたりの曲を演ってました。
- 12月の晴れの日
- はちみつハウス
- ちよこれいと
- レインマン
- 月もまあるい
早瀬さんの妙に切れのある動きが絶妙。マイケルジャクソンのような動きを時折散りばめてくる曲者です。そのサウンドにその動き？というミスマッチが楽しいんですよね。そして早瀬さんと好対照な平良くんのノンビリっぷり。寝てるんじゃねーの、と思ってしまうぐらいゆったりとベースを弾いてる様子が女子ファンにはたまらないようです。
お次はChester Copperpot。アルバム『スクラップ』は持ってるのですが、実はあんまり聴いてなかったり。ピアノバンドのイメージが強かったのですが、ヴォーカルの方はギターも弾いたりしていてちょっと意外でした。ピアノとギターが半々ぐらいだったんじゃないかしら。曲は結構良いのですが、まっすぐな声があまり好きになれませんでした。残念。これは完全に好みの問題ですね。後、ライヴ中にヴォーカルの伊藤氏がステージ上で軽く暴れだしたのですが、あの子にはすごく不評でした。
続いて、オトナモード。5人が全員バラバラな空気。「この中からどの2人を抜き出しても、なんか変だよね。」というあの子の発言にも納得です。ヴォーカルギターの高橋くんと鍵盤の山本くんは比較的近いところにいる気もしますが。ライヴはNU chayamachiでのインストアの時よりも力強かったです。
- 憧れ
- 線路は続くよどこまでも
- 森をぬけて
- 新宿
- トビラ
あたりをやっていたような気がします。(曲順などは適当です。)「森をぬけて」が聖剣伝説っぽくて気に入りました。マナのエナジーが宿ってますよ、曲に。会場に青白い光が満ちて、木立の中に佇んでいる気分になりました。そういやドラムの小野田くんがイケメン説が出てきましたよ。私は高橋くん派ですが。(ってなんのこっちゃ。)あの子は「さだまさし｣っぽい、などと迷言を吐いていたので「ほら、そうじゃなくてオフコース。小田和正っぽいでしょ。高橋くんと山本くんはオフコースが好きなんだって。」と説得してみましたが、あまり伝わっていなかったような。
ラストはAPOGEE。APOGEEEEEEですよ。相変わらずバラバラな出で立ちのメンバーにニヤリ。相変わらずVネックロングスリーヴの永野、赤タートルが目に鮮やかな大城、タイトなスーツにゴージャス系のサングラスの内垣、「A.P.G.」Tシャツを着ていない間野。(あの子は間野を見てちょっとガッカリしてました。以前ほどカッコ良くない、とかなんとか。私には同じに見えたけどなぁ…。)そして、サポート(ほぼレギュラー)のクールビューティー森ゆに嬢。ゆにちゃん、この日は前髪上げてましたよ。ツルンとしてましたよ！ますます可愛い…とか言い続けてるとキモい人扱いされそうなのでこの辺りにしておきます。この日も地球儀と蛙の置物が登場。今回は蛙の置物の中にちゃんと火が点いてました。
セットリストは以下の通り(かどうかは怪しいものです)。
- Let It Snow
- 夜間飛行
- GHOST SONG
- slowmotion
- GIRAFFE
- 新曲 (タイトル不明)
[アンコール]
- Grayman
いきなり「Let It Snow」。鳥肌モノです。あのNordの音色が…と思ったら大城さん珍しくいきなりミスったよね。いや、ミスったと思うんですが。いや、ミスったでしょ！というのは置いておいて。全体的に音が強かったです。音量が大きいっていうだけじゃなく、「強い」んですよね。永野はちょっと緊張した面持ちでしたが、声もよく出てたし文句なしです。1曲目終了時に早くも幸福感が溢れてしまいましたよ。続いて「夜間飛行」。毎日毎日聴いてるのにいつでもすごくフレッシュな曲。サビ入り時の圧倒的な開放感がたまりません。音が弾けてます。ホントに飛んでいるような気分になれます。このあたりで大城シンセがちょっと大き過ぎじゃないかしら、と感じる部分があったのですが、すぐに大城自ら指示出しして音量下げさせてました。やるなぁ。ステージ上にいて音のバランス掴むのって相当難しいはずなのに。「GHOST SONG」のイントロの内垣ベースはいつ観ても気持ち良いですね。いつもは「雨に紅花」ってフレーズに入る前の闇で永野が妙なポーズでカウントを取っていたのですが、この日はほとんど動いていませんでした。この方がカッコ良いんですが、ちょっと物足りなさを感じてしまったのは秘密です。って曲の良し悪しとは直接関係ないですけどね。「slowmotion」は永野の美声が一番映える曲。ただ、この日は高音部が少し丸くなってしまっており、いつものような透き通った裏声ではありませんでした。(オトナモードの高橋くんの高音部でも同じようなことを感じたので、音響の問題でしょうか。)そして待望の「GIRAFFE」。首を長くして待つ人を描いた「GIRAFFE」。私たちAPOGEEファンは皆「GIRAFFE」を切望する「GIRAFFE」だったんだぜ、とか心の中で思ったりしながら聴いてました。この曲での大城シンセのポロンポロン音＋ディレイがPaperBagLunchboxのヨウくんっぽい感じでナイス。ガリガリとエッジの効いたサウンドを支える間野ドラムの力強さが印象的でした。間野ってテクニカルな面ではそんなに上手い方がじゃないと思うんですが、良いドラム叩きますよね。って褒めてるのに失礼発言でした。新曲も披露。どんな感じだったか上手く説明できない不思議な曲だったような気がします。「APOGEEでした。」と永野が唐突に言い放ってライヴ終了。え、もう終わっちゃったの？といった感じで戸惑いながらアンコールの手拍子。メンバー再登場後、「最近お気に入りの新曲やります。」という永野MCの後、「Grayman」。内垣のリズミカル手拍子が話題の新曲ですよ。今回は以前よりもクレイジー度がはるかにアップしてました。内垣、永野が素手でシンバルを叩いちゃったりして、もうなんなんだか。そんな様子を美しい笑顔で見つめているゆにちゃんを見てニヤついてしまったのは秘密です。この曲、ゆにちゃんの出番がほとんどないって思ってたんですが、後半では大活躍。混沌の中にさらに音を重ねて大きなうねりを生み出してました。「Grayman」の1つの形が見えてきた気がします。
そんなこんなでイヴェント終了。いつにも増して大満足でした。
イヴェント終了後、色んな人にサインをしてもらおうと会場をウロチョロして、平良くんを捕まえて『JAPANESE SPOON』の歌詞カードにサインをしてもらいました。あの子ってばちょっとメロメロになってましたよ…。平良くんは「早瀬くんのサインももらいなよ。」的なことを言ってたのですが早瀬さんは女子に囲まれて軽妙なトークを繰り広げていたので割り込めずにサインを断念しました。隣に「あいちん」こと岩崎愛ちゃんもいたのですが、話しかけ損ねちゃいました。むむぅ。愛ちゃん、以前はちょっとオヤジくさい感じだったのですが、なんだかレディーになってましたよ。出来ればAPOGEEのメンバーのサインもらいたい！と思ってたのですが、メンバーが現れなかったため今回は諦めました。その後、あの子がオトナモードの『小さな旅』の歌詞カードにメンバー全員のサインをもらって終了。はにさんもオトナモードのサインもらってたなぁ。そうそう、APOGEEのご親族の知り合いの人にも話しかけられちゃいましたよ！以前、掲示板に書き込んだことがあったのです。今後もこうやってAPOGEEの輪が広がって行くと良いなぁ。なんつって。
はなくじらでおでんでも食べて帰ろう、ということになって会場を出たら、コトさんがいてイヴェント(「時を染めゆく音 color.4」)のフライヤーを配ってました。寒いのに頑張ってましたよ。ちょっと変なテンションだった勢いにまかせて「なんか最近キレイになったよね。言われたりしない？」などと意味不明なオヤジ発言をしてしまいました。激しく不評でした…。ゴメンナサイ。今後気をつけます。
それはそうと、シングルマン(さん)が若返ってましたよね。前にRAIN DOGSで観た時より10歳ぐらい若返ってましたよ。別人かしら…。
