ポップ・カルテ@梅田RAIN DOGS

音楽 ライヴ

Gmailのアドレスを移行しようとして苦戦しているbonlifeです。(前のアドレスを全部新アドレスに自動転送しちゃえば良い気もしますが、これを機に少し整理したいのです。)さてさて、昨日のライヴレポを少々。ソフトウェア開発技術者の試験を受けた後、一度家に戻って荷物を置いて。身軽になって梅田RAIN DOGSへ。なんだか落ち着くよ、RAIN DOGS。この日の出演バンドは以下の通り。

なんともステキな組み合わせです。
まずはシスターテイル。私が会場に着いた時にはすでに演奏中でした。(ちょっと遅れて行ったので。)このバンドはすごく不思議な空気感がありますよ。浮遊感と安定感、新しさと懐かしさを同時に感じさせてくれるんです。声に深みがあって良いですね。ちなみに、この日もサポートをしていたLLamaの吉岡哲志は何やっても様になります。悔しいけど格好良いじゃないの。
続いて、メカネロ。予想してたのとちょっと違う感じでしたがじっくり楽しむことが出来ました。(予想と違ったのはギターメカネロ真嶋の動きが激しかったこととヴォーカルメカネロの大森まり子のMCがすごくそっけなかったこと。)

  1. 蛍光浴
  2. エンターテイナー
  3. カーテンコール
  4. 突如空いてた広い穴
  5. モノ
  6. ブルーサマー
  7. ポカポカデイ

アルバムの1曲目「蛍光浴」、勢いがあって良いですね。サラサラしたポップな曲に轟音が重なるのが気持ち良いです。後、「カーテンコール」の鍵盤が耳に残りました。NovationのK-Stationあたりを使ってたのかしら。すべての曲が上手くまとまってましたが、それがむしろ弱点にも思えたりして。あのメンバーならもっと遊べるはず！とか思っちゃいました。あ、そういやCD持って行ってサインしてもらっちゃおう、とかミーハーなこと考えてましたが持ってくの忘れちゃいましたよ。残念。
お次はplingmin。まず、登場してくるところでビックリ。きゃ、きゃりちゃんなんだかすっかりお人形さんになってしまって。心境の変化でもあったのかしら。なんて話は置いといて。

  1. the flow at the time is quick
  2. リトルカブ
  3. yellow
  4. ラジオカセット
  5. 新曲
  6. 再生
  7. みずいろ

なんだかだいぶ違う気がしますが、私の脳内ではこんなセットリストということになってます。ヴォーカルプリングミンのやまちゃんと少しお話した時ちょっと声が枯れてて心配だったのですが、歌いだしを聞いてホッ。倍音を多く含んだフワフワサラサラした声が伸びやかに会場に広がってました。すごくキュートでポップでガーリー。男性ヴォーカルのコーラス入れてみても面白いかなぁ、とか思いました。全員でコーラスして妙な厚みを出したり。って気持ち悪いかな。「yellow」ではきゃりちゃんが前に出てOCTA-PAD叩いてましたよ。あの棒立ちな感じが可愛らしいです。「ラジオカセット」あたりでギタープリングミン酒井俊輔がKAOSS PADを使ってピコピコしてたのは斬新でした！でも、ちょっとやり過ぎで重かったなぁ。ただ、こういうチャレンジは大歓迎。この日はギタープリングミンの新田智彦が初めてMCをしてましたが、落ち着いてて案外良かったですよ、うむ。また観たいですね。新曲も大きな変化はありませんでしたが、良い方向に進んでる感じでしたし。(新曲でのきゃりちゃんの凡ミスも見なかった、聞かなかったことにしてます。なんつって。)
ラストは…PaperBagLunchbox。通称PBLですよ。なんて言えば良いのかなぁ。何も言わない方が良いのかなぁ。とりあえずセットリスト。

  1. ふらつく夜の
  2. スライド
  3. オレンジ
  4. 新曲 (ユートピア・屋上(仮))
  5. アコースティック・ボード

あれ、なんか少ないな。こんな感じだっと思うのですが、あやしいものです。この日の中野くんはいつもとだいぶ違いました。いや、激しい動きとか夢の世界をそのまま言葉にしてしまったような各曲のイントロダクションなど同じ部分は沢山あるんですが、決定的に違う(ように見えた)部分があったのです。なんとなく心から楽しんでるように見えたんです。本人が意識してるかどうかもあやしいですが、彼は結構何かに追われているように追い詰められた表情をしていたり、モヤモヤを振り切るように鋭い攻撃的な目をしていたりするのですが、この日は目の奥におだやかな光がありました。やさしい目をしてましたよ。それを象徴するかのようなすごく包容力のある新曲。聖母マリアのイメージ。(意味不明)とにかく、圧倒的でした。破壊的なのに包み込むような音、歌。暗く冷たいサウンドの奥にあるぬくもり。なんだか粗探しをして悪口を書いてやりたくなるぐらい良かったです。それはそうとヨウくんのMCは新鮮だったなぁ。
ちなみに、この日は会場に椅子が多めに置いてあったのですが、少し遅れたためずーっと立ちっぱなしでしたよ。2階席はSTAFF ONLYだったし。なんだか悪事をはたらいた中高生、廊下にてバケツを持つ、状態だったような、違うような。いや、違いますよね。それでも疲れを感じることがなかったんだから、すごくライヴに集中できたってことじゃないかしら。
終演後、どいっちゃん＋倉地くんと少しだけお話ができました。絶賛はしないぞ！と決めていたのに絶賛してしまいましたよ。残念。次こそは粗探し！(違)そういや、最近はフユキくん、ヨウくんとは話してないなぁ。次回ぐらいに頑張って話しかけてみよーっと。