時東ぁみインストアイヴェント@タワレコ梅田NU茶屋町店

京都から帰ってきたbonlifeです。その話にたどり着くまでに書いておきたいことがまだいくつかあります。

4月30日の出来事。眼鏡っ子アイドルでお馴染みの時東ぁみを観に行ってやろう!と思い、梅田のタワレコ(NU茶屋町の方)に行ってきました。アウェイ(日本橋など)に乗り込む勇気はないのですが、タワレコというホームならばアイドルを観に行けるんじゃないの、ってノリですよ。開始時間のちょい前に会場に着くとなんだかアレな雰囲気の男子諸君がワクワクを抑えきれない様子でもぞもぞしてました。なんだかいつものタワレコと違って異世界!と思いながら、後ろの方にてしばし待つ。時間になると司会者がこなれたトークで会場を温めて時東ぁみの登場です。あら、なんだか可愛らしい子じゃないの。眼鏡も予想以上に似合ってましたよ。視力が1.5あるにもかかわらず眼鏡をかけてる、ってところに軽い苛立ちがあったのですが、生で観ちゃうと「まぁ、そういうのもアリじゃないの。」と簡単に許してしまえるから不思議。司会者とのトークのやりとりもこなれた感じで近頃のアイドルって感じでした。よくアーティストなんて呼ばれてるミュージシャンが「自分を切り売りしてます!」ってオーラ出してたりしますが、それとは対極の「全力でサービス業やってます!」って感じですかね。素の自分とは違う自分を魅せていることを自覚した上で、曇りのない笑顔、ハキハキとしたトークが出来るのが凄いです。お世辞じゃなく感心しちゃいましたよ。眼鏡キャラで差別化を図ってることも自分の人格を売り物にしている場合はちっぽけなプライドが邪魔をしてしまいそうなところですが、素の自分とは別に時東ぁみを作り上げてるから堂々としていられるんでしょうね。小倉優子の半端なキャラつくりより遥かに優れています。松浦亜弥っぽいというか、なんというか。そりゃあつんく♂が気に入るわけです。
そしてそして、何よりもびっくりしたのがファンの動き!かけ声!じゃなくて、ぁみにぃ(時東ぁみの愛称)の歌の上手さ!これは意外でした…。80年代から「アイドルは歌が下手」時代がしばらく続いていたと思いますが、その時代もどうやら終わりつつあるようですね。真っ直ぐとした声で音程も外さず丁寧に歌ってましたよ。時折、表情豊かに歌い上げたりしてもなかなかにナイス。半端なアーティスト気取りよりよっぽど歌唱力はありました。ファンの皆さんも手拍子あり、掛け声あり、妙な動きありでイキイキしてましたよ。微笑ましいじゃないの。もう少しで何かに負けてCDを買ってしまうところでしたが、大人の自制心でブレーキをかけました。ふぅ、危ない、危ない。ただ、しばらくの間、頭の中にぁみにぃファンの「エルオーブイイーぁみにぃー、ぁみにぃー!」という掛け声がこだましていたのは秘密です。こっそり応援してみよう、とか思っているのも秘密です。