MUGEN@梅田シャングリラ

不純な動機でバンドマンになりたいと思ってしまったbonlifeです。昨夜はわれらがAPOGEEを観るために梅田のシャングリラに行ってきました。出演は以下の通り。(出演順)

まずは、CICADA FIELDS。なんだか煙い感じで良かったです。が、いかんせん人も少なく盛り上がりはイマイチだったような。(他のバンドのメンバーやシングルマン中心に盛り上がってました。)
続いてのCreator's Conventionはインストバンド。60年代、70年代の音楽が好きで、その復活を狙っているというMC通りの黒い音楽をするバンドでした。ギターっ子の表情が良かったです。チョーキングする時にぐにゃっとする感じとか、少し速めのフレーズを弾く時に口がパクパクする感じとか。FunkyなHAMMONDもなかなかに良かったです。
そして、そして、APOGEE!濃すぎるほど濃い関西バンドの中に1組混じってしまったFrom東京。うっかりアウェイなんじゃねーの、と思ってたらAPOGEEを観るために来ている人が結構多かったようで、ぞろぞろと前の方にも人が集まってきてました。ホッ。(客層、真っ二つでしたよね。そうでもないかな。)APOGEEAPOGEE。濃いバンドの中に混じっても異色のキラメキを放ってましたよ。力負けしない強さまで身につけちゃったみたいですね。とりあえず、セットリストまがいを載せておきます。(曲順はあやしいですが、だいたい以下のような感じ。)

  1. A.P.G. (例のテーマソングみたいな曲)
  2. 新曲 (SLSで最後に演奏した曲)
  3. 夜間飛行
  4. DEAD HEAT
  5. route another
  6. Grayman
  7. ゴースト・ソング
  8. Let It Snow

あれ、こんなに曲数あったっけ。これを見ると盛りだくさん!な気がしますが、欲張りなbonlifeことジュンイチは「もっともっと!」と思ってしまいました。まずは、「A.P.G.」。「APG」だったかな。まぁ、曲名はどうでも良いです。「Hey boy! hey girl! You know this sound like A.P.G.?」っぽいことを連呼するTHEME OF APOGEE。バンドの音がググッとまとまっていく感じがたまりません。幕開けに相応しい曲です。通常は張りのある声で歌い上げてる永野が、時折「エイピージー」とwhisperするのが良い感じ。この曲でAPOGEEの空気になってきたところで新曲。(曲名が分からないのがもどかしいのでご存知の方教えてくださいませ。)「見透かされる」とか「褪せ始める」を連呼する曲。APOGEEの曲全てについて言えることですが、独特の雰囲気があります。最初はピンと来ませんでしたが、徐々に良くなってきているような気がしないでもないです。続いて「夜間飛行」。さすがにデビューシングルのタイトル曲、オーディエンスの皆様もご存知のようで、結構盛り上がってました。とは言うものの、いつものようにオーディエンスとの間に一定の距離を置いて音楽を届ける感じの演奏だったので、ワーキャー言うような盛り上がりではありませんでしたが。永野の息継ぎする場所がいつもと違ったような気がする箇所があり、少しだけ違和感がありましたが、まぁたいした問題じゃないです。(というより気のせいかもしれませんし。)続いて「遊びはおしまい」というフレーズが印象的なアップテンポの「DEAT HEAT」。APOGEEの曲は間奏が気持ち良いですね。いや、間奏「も」気持ち良いですね。その後、「route another」。シンコペーションするシンセの掛け合いが気持ち良いです。イントロが長めで、各楽器がじゃれ合うように絡んでるのが楽しい曲。あまりにもイントロが長いのでインスト曲かな?と思ってしまったほどです。ゆにちゃんに見とれてしまいました…。なんつって。その後、荘厳な大城シンセが鳴り響いて、お、「Grayman」くる!と思ったのですが、SLSの時とはメロディーが違う。あら、気のせいだったのね。ってことはまったくの新曲!?と思ったら、やっぱり「Grayman」でした。少しずつゆったりと音階を昇っていく不思議なメロディー。イントロと呼ぶにはあまりにも完成度が高く、あまりにも長い金色に輝くイントロでした。「Grayman!」と少し甲高い声で間のが曲紹介をした後、緊張感のあるリズム。この日も内垣ハンドクラップがあまり響いておらず、ちょっと物足りない気もしましたが、徐々にカオスに向かって崩壊し続けていくような曲の展開は最高でした。そして皆さんお待ちかねのニューシングル「ゴースト・ソング」ですよ。私はもう何度も聴いてるのであまり違和感や新規性を感じないのですが、最近APOGEE知った人はきっとショック受けますよね。だってあまりにも変。確実にONE and ONLYですよ。グルーヴィーに始まった曲が最初のサビではほぼコーラスのみになってしまうあの不思議っぷり。ゆにちゃんのコーラスがすごく効いてますよね。そしてラストは「Let It Snow」。もう、コメント不要ですね。良い。APOGEE終演。今回は間野ドラムがすごく良かったです。なんかロックしてました。ロックロックしてました。
その後、bloom field。後ろに下がってのんびり観てみました。エイキチくん、濃いよ。濃過ぎる!妙に力強いあの歌声は何なんでしょう。ロックやり続けた50代のオヤジのような歌声。そうそう、ドラムの子はやっぱり変わってましたね。またもや女子ドラム。ドラムは女子限定というbloom fieldルールでもあるのでしょうか。
そんなこんなでイヴェント終了。あの子がAPOGEEのサインが欲しい、APOGEEのサインが欲しい、と言うので少し待っていたところ、ドリンクカウンターに間野登場。間野に豪快なサインを書いてもらっちゃいました。(サインというより新APOGEEロゴって感じですね。)
サイン付きA.P.G.ティーシャツ
間野サインをGETしているまさにその時、ショッキングな出来事が!!森ゆに姫がシャングリラで働いてるクリームチーズオブサン(略称CCOS)の原田とハグってました。いわゆる抱擁ですよ。嫉妬です…(爆)。バンドマンで交流があったらゆに姫のような人とハグれるのか!と衝撃を受けたのは事実のような事実でないような。不純な動機でバンドマンになりたいと思ってしまったbonlifeなのでした。(もちろん冗談ですよ、冗談。)
APOGEE、次は夏かな。夏にはもう少しMCやら終演後のエトセトラがあると良いなぁ。メジャーデビューしちゃうと色々と難しいのかしら。そういや、APOGEEの演奏中に写真撮ったりしてた子が可愛かったです。なんかゆにちゃんっぽい雰囲気でした。こういうことを書くとキモイっ!て言われることが分かっているのに書いてしまうところがbonlifeらしい、ということで。