Fresh Paint! C/No.4@千日前CLUB WATER

マリオ、マリオなbonlifeことジュンイチです。サイケデリックハートブラボーズ(相変わらず長っ!)を観るためにFresh Paint! C/No.4ってイヴェントにフラリと行ってみたのは土曜日の出来事。出演は以下の通り。

まず、れえんこおと。は観れませんでした。家でマリオに熱中してたら開演時間になっちゃってたんですもの。ガビョーン。
慌ててチャリでお出かけして会場に着くとちょうどサイケデリックハートブラボーズが準備中。ホッ。なんとかセーフです。セットリストはだいたい以下の通り。(なんか違うような気もしますが、まぁ、だいたいってことで。)

  1. ファニーバード
  2. イノセント
  3. ビューティフルロード
  4. ヨダカ (夜鷹と漢字で書くという噂も…。)
  5. 不安なワンダーランド in the 地球
  6. ルーツ (Fresh Paint!主催者ヤギさんのblogを見て追記)
  7. 月光

キーンとギターが轟音を響かせた後、勢いよく弾ける「ファニーバード」。アンバランスな3人がステージ上で何かをぶつけ合ってる姿が可愛らしいです。「セピア ファニーバード」ってフレーズの連呼は意味不明なんですがグッとくるから不思議。次の「インセント」のサビの「イノセント」でのキラキラったらもう!「ビューティフルロード」は歌詞も存分に楽しめます。「季節の変わり目はいつも 古い友達を思い出す」。この歌い出しのフレーズで気持ちがどこか遠い世界に持ってかれちゃうんですよね。この曲の歌詞はもうホントに最高です。そして新曲「ヨダカ」。「よだかの星」の世界観をサイケデリックハートブラボーズらしく再解釈。なんとも切なくてキュンキュンします。曲中で「キラキラ星」のフレーズが使われていたような、気のせいのような。「黒人がダンスしているような、そんな曲を作ろうとしたら、こんな曲になっちゃいました。」的なMCの後、「不安なワンダーランド in the 地球」。確かに言われてから聴くとイントロが(というよりイントロのみ)すごくソウルフル。でも、気づいたら極上ポップに早変わり。この曲のひねくれっぷりが一番サイケデリックハートブラボーズっぽい気がします。何かがギッシリ詰まってる曲。そして、ラストは新曲「月光」。この新曲聴いてるとコイツらまだまだこれから伸びるぞ、と期待できちゃいます。美メロで美歌詞でなんか変。これぞサイケデリックハートブラボーズワールドですよ。彼らがあまりにも全力過ぎて少し肩が凝っちゃいましたが、それもご愛嬌。だんだんこなれてくるんじゃないかしら。(こなれてないこの時期に観れるのがなんとも良いんですけどね。)
え、まだサイケデリックハートブラボーズ聴いたことないんですか!そんなアナタはとりあえずこちらで視聴してみましょう。
続いてminiature tripplanet。彼らのCDは2枚とも持ってるのですが、ライヴを観るのはこの日が初めて。2月に発売した『picnic』のレコ発的な来阪だったみたいで、この日は『picnic』収録曲を丁寧に演奏してくれました。旅に出たくなるようなCDを作ろうと思って作ったらしいのですが、そう言われて曲を聴いてみると柔らかい春の日差しと爽やかな風、小鳥のさえずりが聞こえてくるような気がしちゃいましたよ。予想してたより声がサラサラしていて聴きやすかったです。空気がスーッと澄むような音楽。「まどろみ」あたりはお茶のCMとかに合いそうですよね。って違うかな。遊び心ある音使いも魅力的ですね。独自の世界観がちゃんとある感じ。またライヴ観てみたいなぁ、と思いました。
続いてfolio。2、3年前の私ならウヒョーっ!て飛びついてたかもしれない変拍子に彩られたキリキリしたサウンド。最近はそういう気分じゃなかったのでボーッと観てました。メインヴォーカルじゃない方のギターの人のライトハンド奏法とかアシンメトリーな髪型してるドラムの妙な叩き方とか個々を取り上げると結構面白かったです。でも、今の気分じゃないんだよなぁ。残念。
ラストはFIRST DAY ACTION。結構良かったです。リズムも気持ち良いし、歌も悪くないし。でも、このバンドもピンと来なかったなぁ。私がちょっと疲れてたのかもしれませんが、なんかこう、ね。客観的に聴くと結構面白いことやってるバンドだし、馴染みやすい感じの温かい雰囲気だったんですけどね。結構ファンも多かったような気がします。このイヴェントはきっとこういうカラーなんだろうな、と思いました。主催者のヤギさんの好みがうっすら分かったような気がします。
FIRST DAY ACTION終演後、さてさて、イヴェントも終わりですな、と思ってイヴェント終わり感が出るのを待ってたのですが、なかなか雰囲気が変わらない。最後まで観たし、どうせならイヴェント終了!みたいなとこまで味わって帰ろうかな、と思って少し(10分ぐらい?)待ってみたのですが、どうにもモニャーンとしてるので諦めて帰ることに。帰り際、勇気を出してサイケデリックハートブラボーズのメンバーに話しかけてみました。「サイケデリックハートブラボーズの音楽ってちょっと分かりづらいとこあるよね。」とか「万人受けする感じじゃないし。」などと言いたい放題言ってしまいました。ちょっと反省。最後の曲は曲名忘れてて「ムーンなんちゃら、あれも良いよね。こう弾ける勢いがあって。」とか意味不明なことを言ってメンバーを苦笑させてしまいましたよ。本当はただただ絶賛したかっただけなのに空回り。まぁ、良いかな。ちなみに小田切くんは一度も目を合わせてくれませんでした。カンパネルラの津崎さんもそうだったなぁ、などと懐かしくなってしまったので、今カンパネルラを聴いてますよ。まとまりませんが、そんなこんなです。