岩崎愛インストアライヴ@タワレコ梅田NU茶屋町店

早くも6月!時の流れの速さについていけないbonlifeです。なんだか1歩、2歩つねに遅れているこの感覚…。というわけで5月28日(日)の出来事をメモ。
今更ですが、岩崎愛ちゃんのインストアライヴ観てきましたよ。ニュースーパーマリオブラザーズに熱中し過ぎて結構ギリギリの時間に家を出たため、到着した時にはすでに例の赤い椅子は埋まってまして。くっそう、整理番号3番だったのに…と少し後悔。ただ、立って観る方が目線の高さが近くって良い感じでした。開演ちょっと前ぐらいからステージ奥の楽屋から顔を覗かせてオーディエンスの様子をチェックする愛ちゃん、おかべっく、ジョージ。そんなメンバーを観てクスクスと笑い声が漏れる会場。登場前から場を和ませてしまう不思議な力。(いや、不思議でも何でもないんですけどね。)
司会者の紹介の後、愛ちゃんのみステージに登場。あの妙な空気を湛えて、ゆら〜って感じでマイクの前に。メガネを外して足元に置いて。(あのメガネは伊達メガネだったりするのかしら。)いつものように照れ隠しで痰がからんだオヤジのように「あ〜っ、ウン。ウン。」って咳ばらい。「まずは私のことを知ってもらうために。」といった内容のMCの後、「ぼくのうた」。ダメだ…。ちょっと良過ぎて泣きそうになっちゃいましたよ。男の子は泣いちゃダメ!っていう文化が日本になかったら涙が頬を伝ってしまっていたと思います。愛ちゃんって頑張って上手く歌ってる、っていうのとは違って、もう「歌と友達」状態なんですよね。上手く表現できないのですが、なかやまきんに君が筋肉と会話できるように、歌と会話しちゃってるような。あれ、なんだか余計伝わらない気がしてきました。この曲の後、おかべっくとジョージを呼び寄せてバンド編成。2曲目は「ポンコツ原チャは乗り捨ててチャリでどこぞへ出かけましょう」って感じの歌詞が散りばめられた陽気な曲。ノリが良くて気分上々になれます。そしてそして「雨女」。妙なスケールで展開される雨ソング。弾き語りじゃ出せない広がり。カホンの自然な音と柔らかいベースの上でスーッと伸びる愛ちゃんの声。雨の歌なのに空はなんとなくうっすら明るい気がしてしまいます。これからの季節、良いかもね。(とか書いてるうちに梅雨を想像して少し憂鬱な気分になってしまったのは秘密です。)最後は「たまには明るい感じで終わろうと思います。」というMCの後、「ドライブ」。私はこの曲にやられてファンになったのですが、やっぱりこの曲が一番好きです。「バイクでドライブって変じゃない?普通バイクはツーリングでしょ。」とかそういう無粋な突っ込みは禁止します。「右が未来 左が過去 そんな想像で進むんだ」って歌詞はセカイイチの「ふりだしの歌」の「右目に過去を 左目に未来を」とちょうど逆になってるのが面白いなぁ、と思ったり。「ワン、ツー」の掛け声の後「ジャジャジャン」と締めるのが可愛らしくてナイス。普段はあり得ないぐらいオトナっぽいのですが、ここだけ若々しさを感じますね。
終演後、CD購入者の行列に並んで歌詞カードにサインしてもらったり、特典のCD-RをGETしたりしました。もちろんキモいでお馴染みのbonlifeは握手もしてもらってきましたよ!「あ、あの!」と上手く表現できないまま手を差し出して握手してもらいました。その時、愛ちゃんの手に握られている私のペンに気づいて「ペ、ペンを…。」と言ってしまったので「私のペンを返して!」と手を伸ばしたのに握手されちゃったよ、って私が思っているような状況になってしまい、ちょっと気まずかったです。愛ちゃん、ゴメンナサイ。
まぁ、そんなこんなですので皆さんも岩崎愛ちゃんを聴いてみてくださいませ。