岩崎愛 - 『雨があがったら』

重要な仕事ほど後回しにしてしまうダメ男、bonlifeです。さてさて、本日付で岩崎愛ちゃんのCDが発売されちゃいましたよ!(私は昨日フラゲ済みです。)タワレコさんの力で全国に行き渡るんですね。しみじみ。ということで、簡単にご紹介です。

雨があがったら

雨があがったら

まず、「ドライブ」。聴きなれた「ドライブ」もキレイに磨き上げられていてビックリです。顔ドラムとか言われちゃったりしているANATAKIKOUの藤井寿光がドラム叩いてます。ギターは元リトルハヤタの林くん。「バイクにまたがって走ろう しゃららん」というキャッチーなフレーズが印象的。音程のとり方が絶妙なんですよね。ゆらゆらと音符と音符の間をすり抜けるような歌い方。聴いてるとなんだか肩の力がスッと抜けちゃいます。
続いて「雨女」。音程だけじゃなくてリズムの刻み方にも余裕があります。カッチリ乗せずに、上手いことズラしてナイスグルーヴ。「あぁ 今日も空から打ちつける雨」というフレーズの繰り返しが多い単調な歌詞なのですが、歌い方が都度違うので、色んな想像が膨らみます。エレクトリックギュインズの前田栄達 a.k.a マエタツのギターとセカイイチの吉澤ドラムに支えられて、伸び伸びと響く歌声。
「恋人のうた」。「ぼく」って言葉がこんなに似合う女性ヴォーカルはいないんじゃないかしら。この曲を聴いてると雑念から開放されます。透き通るピュアな気持ちになれる曲。
続いて「ひねくれ四季」。バンド「神一重*1」のサウンドはふんわりとしていて暖かいです。「花が咲き乱れて」ってなんてことはない言葉がすごく美しく聞えます。これは声の力かしら。ひねくれた季節観がすごく幻想的な風景をイメージさせるんですよね。夏に雪だなんて!っていう。
最後は「ぼくのうた」。この曲だけ妙にリアルでドキッとします。こういう歌を一度歌うと強いんだろうなぁ…。こんな風に自分の内面に目を向けられる愛ちゃん、今後もすごい曲を生み出しちゃいそうな予感。
あ、書き忘れてましたが、最後の曲以外はおかべっく(黒色青年)がベースでしっかりと愛ちゃんを支えてます。すごく重要ですよ、うむ。
参考情報として岩崎愛ライヴ参戦歴などをまとめた日記のURLも載せておきます。

その他、岩崎愛が気になった人は以下のURLもチェックしてみてくださいませ。

そうそう、CDリリース記念で5月28日(日)15:00からタワレコ梅田NU茶屋町店、6月18日(日)16:00からタワレコ難波店でインストアライヴやるそうなので、是非とも足を運んでみてくださいませ。もちろん私も行きますよ!!

*1:メンバー全員が奇跡的に一重だったことから神一重というバンド名になったそうです。なんなら私も入れてください。なんつって。