PERIDOTSインストアライヴ@タワレコ梅田NU茶屋町店

仕事が忙しくてもニュースーパーマリオブラザーズはコンプリートしたbonlifeです。攻略サイトをチェックせずに自力でクリアしたのは久しぶりです。妙な爽快感。
というわけで、今日はPERIDOTSを観るために梅田NU茶屋町店に行ってきました。家でダラダラしてしまったため、到着したのは開演直前。整理番号は悪くないのにすごく後ろの方でしたよ。私が観に行ったNU茶屋町のタワレコインストアの中では一番人が多かったような気がします。
時間になって、アコギを抱えてPERIDOTSの彼がスーッと出てきてイベント開始。消え入るような声で2、3言つぶやいた後、CDには収録されていない曲。「You are in my rhapsody.」とかそんな感じのフレーズをサビで歌い上げる曲。彼が声を出した瞬間にガラッと空気が変わりますね。「あ、そっか。それで良いのか。」ってなんとなく思ってしまうんですよね、あの声を聴くと。続いて「話を一つ」。裏声が特徴的な点ではAPOGEEの永野と似ているんですが、永野の声が夢の世界を見せてくれるのに対して、PERIDOTS高橋の声は風景や時間に溶け込んでいく感じなんです。飾り気なしの素朴なサウンドに乗せて顔をしかめながら歌い上げる姿には妙な力強さがあります。続いて、PVも公開されている「労働」。良い曲なんですが、なんでこの曲のPVを作ったんでしょうね。スタッフや本人が「分かりやすいメロディーでシーンに受け入れられやすい」とでも思ったのかしら。「"shoulder"」か「ライフワーク」の方が高橋の独特な声の魅力がギッシリつまってるのになぁ、と思ってしまうのは私だけでしょうか。といいつつ、「労働」も好きですよ、もちろん。ただ、サビの終わりが「働こう」ってね。その後、またボソボソとMCをした後、初めて聴く曲。なかなか訛りが抜けないあの子がどうのこうの、って歌い出しの曲。この曲がなんかとっても良かったのですが、どんな曲だったか忘れてしまいました。(健忘症初期症状でしょうか。)ラストは「ライフワーク」。サビが近づいてくるだけで鳥肌が立ってしまいます。表面は冷たい何かで覆われているのですが、中には熱い熱いモノが詰め込まれてるんですよね。ジンワリします。七夕のワンマン@梅田Shangri-Laが楽しみです。
終演後、サッと戻ってしまったPERIDOTSこと高橋。サイン入りジャケットをもらえることになってたので、あの無口っぽい男と話せたりするのかしら、とドキドキしていたら「えー、特典のサイン入りジャケットはスタッフからの手渡しとなりますのでご了承ください。」とのこと。ゲンナリズム…。サイン自体はどうでもよくって、あの一瞬のすれ違いの会話が好きなのにぃ。まぁ、良いです。なんとなくこういう気分になる気はしていたので。音楽が良かったので、全て良し！
日常に近いけど、異世界を感じさせてくれる曲の数々。皆さんも一度聴いてみてくださいませ。

PERIDOTS

視聴はこちらにて。