プロフんち vol.2@京都MOJO

祇園祭宵山の日、ライヴジャンキーbonlifeはプロフんちにお邪魔してきました。プロフことProf.Moriarty&Smiley-Todd主催のイヴェントです。もちろんお目当てはスロカことthrowcurve!とりあえず出演は以下の通り。(出演順)

まず、セノビチーム。ちょっぴりファットな男子が出てきて弾き語り。やわらかく自然な歌声で丁寧に歌い上げている姿はなかなかにナイス。セットリストは以下の通り。

  1. 深草
  2. クリーマークリーマー
  3. 似たものどうし

続いて、ワイルドマイルド。以前に一度MINAMI WHEELの時期に湊町リバープレイスで観たことあったのですが、今回の方がだいぶ良い感じでした。曲もヴァリエーションに富んでいて、面白かったです。メロディアスだし、歌詞の世界観もしっかりしてるし、遊び心もあるし。でも、なんていうんでしょう。ヴォーカルの力んだ感じがちょっと今の気分じゃなかったです。残念。曲とサウンドは良いんだけどなぁ…。

  1. モンキーロジック
  2. 六波羅探題
  3. 卒業生
  4. G線上のエクスプローラ
  5. G線上のエクスプローラー パートII
  6. エチュード

そして、そして、われらがthrowcurve!全員が細いネクタイを付けて不思議な空気を醸し出しての登場。関山にいたっては意味不明なグラサンです。もはや西部警察。全員で必要以上にお辞儀をした後、夢のようなライヴタイムスタート。(私はもちろん最前列!)

  1. ステレオ
  2. シュガー
  3. 都会の生活
  4. ブラックバード
  5. 連れてって
  6. 3番線

いきなりの「ステレオ」に完全にやられました…。今あらためて『レディオフレンドリースロウカーヴ』を聴いてるのですが、この頃より確実に成長してますね。もう声が違いますし。その後、続けざまに新曲の1つ「シュガー」。throwcurveにしか出せないあの空気。真っ直ぐ真剣なように見えて、どこかふて腐れたり、拗ねたりしているような。MCでは、ラトくんが京都のトロッコ列車に乗った話をしてみたり。続いて「都会の生活」。この曲を聴くと2年間ほど新宿に住んでいた頃を思い出します。バイトあがりの深夜、都会の空を見上げて、ドラマのようにはいかない自分の日常についてアレコレ考えた日々が色鮮やかに浮かんじゃうんですよね。聴くたびに魅力的になってる気がします。続いて全くの新曲「ブラックバード」。なんともthrowcurveらしい切れ味のある軽妙な曲。歌詞はよく聞き取れませんでしたが、たぶん今後もっと好きになることでしょう。この後の曲間でのMCで、関山サングラスが100均でGETしたものであることが判明。さすがthrowcurve、ステージでも100均ですよ。堂々としたものです。続いて、ラトくんの手拍子ではじまるキラーチューン「連れてって」。あやしい輝きを放つ不思議な曲です。めまぐるしく変化する曲に吸い込まれて、気づくとリズムに合わせて体を左右に揺らしてしまっているのです。ちょっとサイケな香りがしつつも、なんとなく爽やかさが残るから不思議。そしてラストは「3番線」。フーフー言っちゃうあの曲です。2nd LINEで聴くことが多いせいか、電車の音がしないのに「3番線」を聴いてるのがちょっと物足りない感じでしたが、初期throwcurveを代表する名曲ですね。まず、間奏が長い!そしてフワフワ言い過ぎ!こんな曲普通は作れません。ビックリしたのは最後の方のコーラスがちょっと上手くなってたこと。なんだか意外に美コーラスでしたよ。
といった感じでスロカライヴ終了。お疲れ様です。コヤチが帽子取りたての不思議な髪型をしていたこともライヴが終了する頃には全く気にならなくなっていましたよ、うむ。ライヴを終えたメンバーが物販に戻ってきたので、久々に私もあの子もバンドTシャツを買ってみました。ビルディングっぽいシルエットに様々なタイポグラフィー。どさくさにまぎれて(?)throwcurveの文字。あの子がラトくんに「あの、Tシャツにサインしてください。普段使いできるような感じで。」という無謀な要求。多少困りながらもちょっとこじゃれたthrowcurveの文字を肩のあたりにサイン。やるじゃないの。そして日付を記入。ふむふむ、とながめていたら、あの子が小声で「あぁーん、日付書いちゃった…。」と呟いてました…。(まぁ、そりゃあね、日付ぐらい書くでしょう。)サインしてる間、関山氏に「今日のサングラスはAPOGEEのベース、内垣を意識してたりするんですか?」と聞いてみたら「いやいや、関係ないです。ほら、キャラ違いますし。」とかなんとか。そうね、キャラ違うよね。ってよく考えたら内垣のキャラなんてよく知らないbonlifeなのでした。
そして、ついに本命のプロフなんちゃらの登場って書きたいところなのですが、本当に申し訳ないのですが、主催者のプロフライヴはボーッとしながら聴いてました。頭の中が完全にthrowcurveモードになっちゃってたんです。後、プロフの曲はセンチメンタルで情熱的で良いんですけど、声がちょっと臭かったんですよね。セノビチームの方がやわらかくて良かったなぁ。残念。
そんなこんなで、throwcurveみたいな音楽も大好きだ、ってことを再認識したライヴなのでした。プロフファンの皆、ゴメンよっ!