lalaleene / KOME / ETCアコースティックバンド@中目黒楽屋(らくや)

音楽 ライヴ

講習会(研修)、16時までの予定だったのですが、14時過ぎに終わっちゃいましたよ、bonlife。もうちょいまともなカリキュラムを組んでもらいたいものです。そんなこんなで、今夜はKOMEを観るために中目黒の楽屋ってお店に行ってきました。KOMEってユニット、ご存知ありません？あらあら。われらがAPOGEEのベース内垣とAPOGEEサポートキーボードでありビンジョウバカネのヴォーカルとしてもお馴染みの森ゆに嬢が新たに作ったユニットですよ！最近ホームページも出来たそうです。こちら。
ちょっと早めに会場について席について。楽屋はライヴハウスというよりもお食事のついでに音楽聴きます的なスペースでした。普通にテーブルと椅子があるんです。私は事前に予約しておいたので一番前のピアノの目の前の席でした！これでゆにちゃんの横顔を…とか書くとキモい人だと思われてしまうので省略。(ってもう手遅れですよね…。)ベトナムビールとアボガドのサラダを注文して食べたり飲んだりしながらノンビリと開演を待つ髭を生やしたbonlife。落ち着かない感じでビールを飲んでいたら、いきなりゆにちゃんがフラリと登場！ボーッと見とれてたので目が合ってしまいまして。
「あー！」
「どうも。」
「あれ、どうしてここに。」
「あの、研修で東京に来てたんです。たまたまタイミングが合ったので来てみました。」
「埼玉から来たんですか。」
「今は馬場に泊まってるんで。」
みたいな会話。はぁ、ドキドキしちゃいましたよ。前回ビンジョウバカネを観に行った時に実家が埼玉だって言ったの覚えててくれたみたいです。ゆにちゃんは物覚えが良い才女ですね。
そんなこんなありまして、7時過ぎに予定通り開演。まず、lalaleene。ちょっと大きい女性ララリーヌと大人しい感じの男性KEVIN(日本人)。ララリーヌさんの声は力強く、広がりがあってなかなか気持ち良かったです。ただ、低音部がちょっと安定せず、小さい音量で歌う時は高音部分もブレがちだったのが残念なところ。曲はちょっと懐かしいような、少し幻想的な響きがある…上手く説明できませんでした…。なんか良い感じでしたよ。
続いて、お目当てのKOME！白地に黒の水玉が映えるシャツを着た内垣はウッドベース。ゆにちゃんは黒いノースリーブに赤いスカート。前髪はバッチリ上がってました。セットリストは全く分かりませんでしたので、仮で以前のセットリスト(BBSで公開されていたもの)を載せておきます。セットリストをゆにさんに教えていただいたので、修正いたしました。(2006/08/13)

  1. KOMEのテーマ
  2. ヒトリ
  3. soil(仮)
  4. 赤い宝石
  5. man in the mirror (マイケル・ジャクソンのカヴァー)
  6. ame
  7. st George (ドイツの詩人ゲオルゲの詩を引用したのです)
  8. 夕焼け

APOGEEともビンバカとも違うKOMEワールド。クラシカルなのにポップ。ビンジョウバカネの時のような爽やかな歌い方だけじゃなくて、時折力を抜いてけだるく歌ったりするところがすごく良かったです。ゆにちゃんは音階に音を乗せて歌うタイプだと思ってたのですが、今日は結構自由に歌ってる気がしました。なんだろう。ポスト矢野顕子。(矢野顕子はバリバリ現役だけれども。)内垣ベースもすんごく渋いの。弦を弾く音がリズムを刻んで。ピアノとベースがユニゾンしちゃったり、その後、3度の和音を奏でたり。グロッケンなどの小物も駆使してカラフルなライヴでしたよ。(ゆにちゃんと内垣のアイコンタクトに軽く嫉妬しちゃったのは秘密です。)「St.George」でのドイツ語も印象的でした。あれは耳に残りますね。結構丁寧にドイツ語を発音しててビックリです。意味は全く分かりませんでしたが。(大学時代の2年間の第2外国語は完全に無駄になってしまったことが証明されました…。)
演奏終了後の会話。
「曲、意外に多いですね。マイケルジャクソンのカヴァー以外はオリジナルですか。」
「えぇ。オリジナルです！」
「すごく曲多いですよね。いつ作ってるんですか。」
「もう最近は篭って曲作りばっかりしてます。もやしです。」
「(だから色白でキレイなんですね。)」
って感じでした。最後の台詞はギリギリのところでこらえました。ふー、危ない危ない。ゆにちゃんと軽く会話も出来たし、KOMEが予想以上に良いユニットだったので大満足です。KOMEの音源、早くリリースされないかなぁ。大阪にも来てくれないかなぁ。皆さんにも一度観ていただきたいです。クラシックが香る独特な曲がハマる人にはハマると思います。
ラストはETCアコースティックバンド。女子ヴォーカル、ピアノ、ギター、電子ウッドベース、ドラム。こじゃれた曲が多かったですね。異国の言葉(ポルトガル語)で歌ったりしてましたよ。演奏も安定感がありましたね。結構上手い。ただ、KOMEの余韻に浸っていたのであんまり覚えてません。スミマセン。
楽屋は食事も美味しかったです。大阪にもこういう雰囲気のところあるのかしら。今度探してみようっと。