FANDANGO NIGHT 2006 4days 2日目@十三ファンダンゴ

音楽 ライヴ

遅刻しても定時に帰る漢(オトコ)、bonlifeです。昨日は雨の中、一人寂しく十三までライヴ観に行ってきましたよ。十三ファンダンゴで開催中の年末大イヴェント「FANDANGO NIGHT 2006 4days」の2日目。出演アーティストは以下の通り。(出演順)

もうね、とりあえずギッシリしたイベントでしたよ。マイフェイバリットアーティストのシガキマサキ、神一重が良かったのはもちろんのこと、他のアーティストもかなりナイスでした。以下、長文感想です。
会場に着いた時にはPOP CHOCOLATが演奏中。POP CHOCOLATは多彩な音使いとフワフワしたコーラスが面白い女子バンド。サウンドはすごく好きなんですけど、やっぱり声がちょっと…。浮遊感がある、と評価する人もいるかもしれませんが、地に足が着いていない感じがしてbonlife的にはもう一歩。残念。
演奏が終わると、女子サンタの格好をした酔いどれメガネ男子がステージに登場。これがBaconのコウドタクヤですか。なるほど。東の増沢、西のコウドってことで良いですか。あれ、違いますか。
続いてSOUTH BLOW。なぜか小谷美紗子の「見せかけ社会」の後にステージに登場。(あれはホントに何だったんでしょう。)SOUTH BLOWは力強く、爽やかでした。青い青空(敢えて青を2回！)のようなサウンド。突き抜けた感じが良かったです。(ただ、最近の私の気分にはフィットしなかったなぁ。)
そしてお久しぶりのシガキマサキ！セットリストは以下の通り。

  1. 彼と彼女
  2. 大丈夫
  3. サリー (新曲)
  4. よかごつ (「Let It Be」熊本弁Version)
  5. 月の道で会いましょう

やはりシガキマサキは良かったです。歌声がまっすぐで太くて安心して聴けるんですよね。「彼と彼女」で場の空気をシガキ色に染め上げて、シガキマサキ的HIP HOPチューン「大丈夫」。(「大丈夫」がちょっと雑だったような気がしましたが、私の気のせいかしら。)新曲「サリー」がこれまた切ないナイスソング。基本的には「彼と彼女」と同じように過去の恋愛を振り返る曲。ただ、「彼と彼女」が思い出を遠くにあるものとして眺めているのに対して、「サリー」は一歩踏み出して相手の幸せを願う力強さ(とその裏返しの弱さ)が際立ってましたね。「彼と彼女」がセピア色の夕景で、「サリー」は…なんだろう、星がまたたく夜空っぽいような。(うーん、なんか違うけど、まぁ良いか。)続いてThe BEATLESの名曲「Let It Be」の熊本弁バージョン「よかごつ」を披露！サビでは「よかごつ〜よかごつ〜」と会場のオーディエンスも合唱です。会場が1つになった瞬間。最高の盛り上がりでそのまま終わりそうになりましたが(笑)、最後にしっとりと「月の道で会いましょう」。ジーンときました。シガキの歌は心の奥の方まで沁み込みました。ありがとう！
ストレンジヌードカルトは声の癖が強いので好き嫌い分かれると思いますが、曲の構成やメロディーが素敵。「ダンスインザムーンライト」で合唱。最後の「ハナレバナレ」は歌い方が臭くても良かったです。
ラストは岩崎愛バンド「神一重」。「皆さん、恋愛って言いますけど、恋と愛の違いって分かりますか。(中略)恋と愛の違いは難しいっ！もう、紙一重ですよ。ということで、お次は神一重！」なんて感じのコウドタクヤのナイスMCの後、茶色のニット帽にトナカイの角をつけた愛ちゃん(とその仲間のおかべっく、ジョージ)登場。「遅れてやってきたサンタと共に遅れてやってきたトナカイでーす。」って感じの意味不明自己紹介の後、トナカイの角を外してエイヤッ！と会場に投げる。ロックだぜ(違)。(いつも見かける女子が拾って付けてましたよ、そういや。)セットリストは以下の通り(のはず)。

  1. ドライブ
  2. I Like You
  3. 道
  4. マリリン
  5. 絵日記
  6. 九月の歌 (新曲)

[アンコール]

  • アリス

「ドライブ」で軽快に始まって、続けざまに「I Like You」。声がやわらかく伸びていくこの感じ！全快した愛ちゃんは無敵です。軽くエコー(というよりディレイかな)がかかった声にふんわりと包み込まれるあの感覚。至福の瞬間。続いて、アレンジがずいぶん変わった「道」。イントロのサウンドがオトナモードっぽかったです。「マリリン」、「絵日記」という流れも素敵。「絵日記」聴きながら普通の毎日を大切にしなきゃいけないな、と思ってみたり。そして、季節の変わり目の匂いについてMCで語った後、「九月の歌」。透き通るやわらかなサウンド。切なさと期待感が溶け合った夕焼け直前の暗い青空みたいな曲でした。神一重の新曲は毎回期待を上回ってくれるんですよね。どんどん好きになってしまいます。アンコールの「アリス」でもうひと盛り上がりして終了。大満足です。言うことなし。岩崎愛、最高です！愛してます！いつか目玉おやじの千円札でCDやチケットを買いたいです！
そんなこんなで、良いイベントでした。そうそう、岩崎愛ちゃんがMCでゲップについて語った(！)時に、家族の話が出て、その中で「兄」とか言っちゃってましたよ。兄はあの人なんですよねぇ(しみじみ)。その兄は本日「FANDANGO NIGHT 2006」に出演予定。行けないのが非常に残念！(ちなみに話の内容は、ゲップやオナラの後に「シツレイ！」って言えばセーフという家庭内ルールがあるらしく、愛ちゃんはその「シツレイ」と普通に使う「失礼」が別物だと思っていたというものでした。)