会議の進め方
bonlifeです。週の半分が会議だったりするので、「ファシリテーション」とかカッコ良いこと言う前に、まず会議に向き合おうぜ、ということで読んでみました。網羅的で分かりやすく、実践的。
- 作者: 高橋誠
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
目次の大見出しはこんな感じ。
- 会議のムダ、ムダな会議をなくす [会議の問題解決学]
- 適切な日時、最適な長さで行う [会議の時間管理学]
- 会議の成否はリーダーしだい [会議のリーダー学]
- 参加者全員が主役で参画する [会議のメンバー学]
- 目的によって会議を変える [会議の四種類]
- 最適な運営方法を臨機応変に選ぶ [会議の四技法]
- 会議室をもっと快適に、効果的に [会議の空間学]
- 五感に訴えるメディアを徹底活用 [会議のメディア学]
以下、個人的に気になったところを一部抜粋。(括弧内はbonlifeの発見、気持ちなど。)
- 会議効率化への四つの対策
- 会議をなくす
- 会議の数を減らす
- 会議の時間を短縮する
- 会議の参加人数を少なくする (盲点)
- 代理出席は認めない
- 会議中、説明につまって電話で問い合わせる人物は、次回から出席させない
- 会議中、一言も発言しない人は、次回から出席させない
- 前回の決定や審議継続事項を忘れていたという人物も、出席させない (これが出来たらなぁ…)
- 部門の利益代表的な意見しか言えない人物も、出席させない
- 会議終了後の仕事
- 作成した議事録を関係者に配布する
- 結論を関連部署へ報告し、承認をとる
- 実行責任者に対して、結論を説明し、実施を促す (苦手)
- 会議を振り返り、次の会議の準備をする
- 会議メンバーの質問法
- リーダーの発言を確かめる
- リーダーの発言内容を明確にする
- リーダーの発言に対する追加質問をする
- リーダーから事実や意見を引き出す (できると良いな)
- 会議の進め方について質問する (盲点)
- 「全体-部分-全体」の流れで説明する
- 創造会議は二会議法
- 討議技法のメリット
- 参加者の関与意識から、結論を受け入れる意識が高まる
- 集団による結論のため、安心感や確信がもてる
- 集団による結論のため、集団への貴族意識が高まる
- 討議参画により、自分の立場や考え方を客観視できるようになる
- 集団をリードする経験により、リーダーシップはフォロワーシップを身につけられる
各章の終わりにはチェックポイントが整理されていて、分かりやすい。後輩にも読ませたい本。