「Fedora Core 5 Linux完全マスターブック」 第1部 (コマンド操作の基本編)

Linuxの勉強も少しはしておこうかな、と思ってノートPCにFedora Core 5をインストールしたものの、滅多に起動しないbonlifeです。もう、FC6とか出ちゃってモチベーションを維持できません…。でも、買ってしまった本は読んでおきたいな、ということで放置しておいた本を読み始めました。

Fedora Core 5 Linux完全マスターブック

Fedora Core 5 Linux完全マスターブック

とりあえず第1部「コマンド操作の基本編」を読みました。さすがにメーカーSEとは言え、5年目社員ですので、このぐらいの内容はほぼ無問題でしたね。というより、退屈でした…。内容を全部紹介するのもアレなので、個人的に発見だったことをメモ。

  • 特殊なパーミッション (スティッキ・ビットやセットID)
  • locateコマンド (ファイルシステムの内容をDBに保存しておき、DBから目的のファイルを高速検索)
  • フィールドを指定したsort (-kやら-tやら)
  • 終端文字列を指定する「<<」

たまにlsした時にdrwxのどれでもないsを見かけて「アレ?」と思ったことがあったのですが、その意味が分かってスッとしました。まぁ、使わないと思いますが。フィールドを指定したソートは使えそうですね。今まで無理やりawkとか使ってた気がします。
第2部は「管理コマンド編」なので、こちらは新しく覚えることが多そうです。何しろ、一般ユーザとしてAIXマシンで細々と作業するだけだったので、管理コマンドはほとんど知らないのです。会社じゃ使えないコマンドも多いと思いますが、ふてくされずに色々と吸収してみます。今年度中に「Linux、初心者だけどある程度は使えるよ。」って言えるぐらいまで頑張ってみます!

madwifiをインストールして無線LAN

旭松のカレー納豆は案外イケるなぁ、とか思ってしまったbonlifeです。(あれ、まさか味オンチなのかしら…。)
昨日、Yahoo! BBのサポートデスクから電話があり、rpm.livna.org (Fedora Core 5用のrpmが色々とあるところ)に接続できなかった原因が分かりました。サポートデスクの回答はだいたい以下のような感じでした。

  • ネットワーク調査を行った
  • 調査の結果、livna.orgがサーバ移転の手続きをしたことが分かった
  • livna.orgがサーバ移転したにも関わらず、Yahoo! BBDNSサーバに誤った情報が残ったままになっている
  • 古いDNS情報の削除に着手した
  • 変更(誤ったDNS情報の削除)が反映されるのはおよそ1週間後

ふーん。馬鹿じゃないの。って感じですが、とりあえず繋がるようになるんだったらオーケーです。(Fedora JP BBSにも返信しておきました。)会社で仕事してる時に電話がかかってきたのであまり追求できませんでしたが、ちゃんとなぜなぜ分析をして根本原因を追究し、同じようなことが起こらないようにして欲しいものです。それと「古いDNS情報の削除に着手した」って何ですか、それ。
「着手した、とはどういう意味でしょうか。」
「えぇ、サーバの台数が多いもので。詳しいことはネットワーク管理者…」
「もう、結構です…。」
って感じでした…。後、今時DNSの反映に1週間もかからないでしょう。何にそんなに時間がかかるのか全く不明です。と思ったら今日反映されてましたよ!DNSの伝播速度が読めないのは分かりますが、1週間とか適当なことを言うのはやめて欲しいかったなぁ。例えば、「2、3日以内に反映されると思いますが、経由するサーバの状況によっては1週間程度かかることもあります。」とか、言い方があるじゃないですか。まぁ、良いや。
ということで、madwifiをインストールして、Fedora Core 5をインストールしたノートPCからも無線LANでインターネット接続できるようにしてみました。
参考にしたサイトはこちら。

手順は以下の通り。

[bonlife@localhost ~]$ rpm -ivh http://rpm.livna.org/livna-release-5.rpm
http://rpm.livna.org/livna-release-5.rpm を取得中
警告: /var/tmp/rpm-xfer.DUGyCT: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID (hogehoge)
エラー: can't create transaction lock on /var/lib/rpm/__db.000

一般ユーザでrpmしようとしていたので失敗。初歩的なミスをしてしまいました(恥)。

[bonlife@localhost ~]$ su -
パスワード(P):
[root@localhost ~]# rpm -ivh http://rpm.livna.org/livna-release-5.rpm http://rpm.livna.org/livna-release-5.rpm を取得中
警告: /var/tmp/rpm-xfer.CyLfIz: ヘッダ V3 DSA signature: NOKEY, key ID (hogehoge)
準備中...                ########################################### [100%]
   1:livna-release          ########################################### [100%]
[root@localhost ~]#

これで rpm.livna.org 使い放題ですよ。(madwifi以外にどんな使えるパッケージがあるのか把握してませんが。)とりあえず、yumでmadwifi関係のパッケージを探してみました。

[root@localhost ~]# yum list madwifi*
Loading "installonlyn" plugin
Setting up repositories
livna                                                                [1/4]
core                                                                 [2/4]
updates                                                              [3/4]
extras                                                               [4/4]
Reading repository metadata in from local files
Available Packages
madwifi.i386                             0.9.2-1.lvn5           livna
madwifi-devel.i386                       0.9.2-1.lvn5           livna

なんか2つ出てきちゃったよ、これ。develの意味がよく分かりませんでしたので、何も考えずに普通のmadwifiをインストールします。(develはdevelopmentの略で開発版とかそんな感じかしら。違うかな。)

[root@localhost ~]# yum install madwifi
Loading "installonlyn" plugin
Setting up Install Process
Setting up repositories
livna                                                                [1/4]
core                                                                 [2/4]
updates                                                              [3/4]
extras                                                               [4/4]
Reading repository metadata in from local files
Parsing package install arguments
Resolving Dependencies
--> Populating transaction set with selected packages. Please wait.
---> Downloading header for madwifi to pack into transaction set.
madwifi-0.9.2-1.lvn5.i386 100% |=========================| 8.4 kB    00:00
---> Package madwifi.i386 0:0.9.2-1.lvn5 set to be updated
--> Running transaction check
--> Processing Dependency: madwifi-kmod >= 0.9.2 for package: madwifi
--> Restarting Dependency Resolution with new changes.
--> Populating transaction set with selected packages. Please wait.
---> Downloading header for kmod-madwifi to pack into transaction set.
kmod-madwifi-0.9.2-2.2.6. 100% |=========================| 6.7 kB    00:00
---> Package kmod-madwifi.i686 0:0.9.2-2.2.6.17_1.2174_FC5 set to be updated
--> Running transaction check

Dependencies Resolved

=============================================================================
 Package                 Arch       Version          Repository        Size
=============================================================================
Installing:
 madwifi                 i386       0.9.2-1.lvn5     livna             215 k
Installing for dependencies:
 kmod-madwifi            i686       0.9.2-2.2.6.17_1.2174_FC5  livna  252 k

Transaction Summary
=============================================================================
Install      2 Package(s)
Update       0 Package(s)
Remove       0 Package(s)
Total download size: 467 k
Is this ok [y/N]: y
Downloading Packages:
(1/2): madwifi-0.9.2-1.lv 100% |=========================| 215 kB    00:02
(2/2): kmod-madwifi-0.9.2 100% |=========================| 252 kB    00:01
warning: rpmts_HdrFromFdno: Header V3 DSA signature: NOKEY, key ID a109b1ec
Public key for madwifi-0.9.2-1.lvn5.i386.rpm is not installed
Retrieving GPG key from file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-livna
Importing GPG key 0xA109B1EC "Livna.org rpms <rpm-key@livna.org>"
Is this ok [y/N]: y
Key imported successfully
Running Transaction Test
Finished Transaction Test
Transaction Test Succeeded
Running Transaction
  Installing: kmod-madwifi                 ######################### [1/2]
  Installing: madwifi                      ######################### [2/2]

Installed: madwifi.i386 0:0.9.2-1.lvn5
Dependency Installed: kmod-madwifi.i686 0:0.9.2-2.2.6.17_1.2174_FC5
Complete!
[root@localhost ~]#

といった感じで何回か適当に y を押したらインストール完了。続いて、よく分からない設定を少々。

[root@localhost ~]# ls -l /etc/modprobe.conf*
-rw-r--r-- 1 root root 219  8月 23 00:25 /etc/modprobe.conf
-rw-r--r-- 1 root root  74  5月 10 15:14 /etc/modprobe.conf.dist
-rwxr-xr-x 1 root root  16  8月 22 22:55 /etc/modprobe.conf~
[root@localhost ~]# vi /etc/modprobe.conf

"alias ath0 ath_pci"という内容を追記して保存。madwifi用の設定ファイルを別に作成する方法もあるみたいですが、とりあえず普通にmodprobe.confを編集してみました。その後、各種呪文や確認などを行います。

[root@localhost ~]# modprobe ath_pci
[root@localhost ~]# lsmod | grep th
ath_pci                92324  0
ath_rate_sample        14464  1 ath_pci
wlan                  186204  4 wlan_scan_sta,ath_pci,ath_rate_sample
ath_hal               191824  3 ath_pci,ath_rate_sample
bluetooth              47909  5 hidp,rfcomm,l2cap
[root@localhost ~]# iwconfig
lo        no wireless extensions.

eth0      no wireless extensions.

sit0      no wireless extensions.

wifi0     no wireless extensions.

Warning: Driver for device ath0 has been compiled with version 20
of Wireless Extension, while this program supports up to version 19.
Some things may be broken...

ath0      IEEE 802.11b  ESSID:""
          Mode:Managed  Channel:0  Access Point: Not-Associated
          Bit Rate:0 kb/s   Tx-Power:0 dBm   Sensitivity=0/3
          Retry:off   RTS thr:off   Fragment thr:off
          Encryption key:off
          Power Management:off
          Link Quality=0/94  Signal level=-95 dBm  Noise level=-95 dBm
          Rx invalid nwid:0  Rx invalid crypt:0  Rx invalid frag:0
          Tx excessive retries:0  Invalid misc:0   Missed beacon:0

何やらWarningが出てますが、意味不明なのでとりあえず無視。「デスクトップ」->「管理」->「ネットワーク」を開いてGUIでESSIDや暗号化キーを入力して、有線LANの方を切断、無線LANを接続!
ドキドキしながら少し待つと…エラーなく終了。あれ、これ、もしかした繋がっちゃったんじゃないの状態です。ifconfigで状況を確認してみると、ちゃんと ath0 にIPが割り当てられてました。イェイ。Firefoxを開いてWEBサイトをいくつか見てみましたが、問題なし。念のためにLANケーブルを抜いて、再度確認。もちろん問題なし。ということで、案外アッサリと無線LAN設定完了です。皆、Linuxも怖くないよっ!素人でも普通に使えちゃうっぽいよっ!

@ITの連載記事で基礎固め

Linux(に限らず色々と)素人のbonlifeです。@ITLinuxビギナーのための連載「連載記事 「Windowsユーザーに教えるLinuxの常識」」を一通り読んでみました。(昨夜そんなことしてたせいで今朝は寝坊して大幅に遅刻しましたよ…。)パーティション分割や各ディレクトリの役割、init、rcスクリプトあたりが勉強になりました。次は「連載記事 「Linux管理者への道」」を読んでみようっと。
後、「Linux技術者認定試験LPIC,日本での受験者が累計6万人に」を見て、ITトレメにもLPICの問題があったはず、ということを思い出し、先ほど「LPIC Level 1」の購読を申し込んでおきました。LPIC受けるつもりは今のところありませんが、きっと勉強になりますよね。
Linux勉強するならこんなことから始めてみたらどうよ、的な情報をお持ちの方がいらっしゃったら"Pls kindly let me know."なんつって。

Fedora Core 5を使ってみることにしました

今更ですが、時代はLinuxじゃないの!とか思い始めたbonlifeです。ほら、全社員のデスクトップPCのOSをWindowsからLinuxに変えた会社もあるみたいですし。ということで、どうにもこうにも使い物にならなくなってしまっていたノートPC(TOSHIBA Dynabook T4/410PME)をLinuxお勉強用マシンにすることにしました。Linuxに詳しそうな同期に聞いてみたところ、Fedora Coreあたりが良いんじゃないの、ということでしたので、まずは迷わずFedora Core 5です。何から始めれば良いのかよく分からなかったので、手始めに本を買ってみましたよ。

Fedora Core 5 Linux完全マスターブック

Fedora Core 5 Linux完全マスターブック

サッと目を通した感じでは、半分ぐらいのことは今でも分かりそうです。まぁ、さすがに会社でAIXを一般ユーザとして4年間もいじってますからね。ただ、どうしても管理者向けのことはインフラ担当任せだったりしますし、Linuxらしいパッケージお手軽アプリ管理とかは未体験なので、時間をかけてゆっくり勉強してみようと思います。なんてことを考えながら添付のCDからインストール。特に引っかかることもなく、WindowsマシンがLinuxマシンに変身!案外アッサリ出来ちゃうんですね。
無線LANでインターネットしたいなぁ、と思って調べたところ、手元にある無線LANカード(NECAterm WL54AG)に対応するドライバは入っていない雰囲気。もうちょっと調べてみるとMadWifiってのをインストールすると幸せになれそうだということが分かりました。でも、それってどこで手にいれりゃ良いのよ、って感じの素人bonlife。さらに調べて rpm.livna.org ってところから rpm で取ってくれば良いみたいね、というところまでたどり着きました。で、本やあちこちのblogなどに書いてある通り、以下のコマンドを実行です!

rpm -ivh http://rpm.livna.org/livna-release-5.rpm

少し間があって、よしっ、なんか表示されたぞ、と思ったらなんとなんとエラーじゃないですか…。

エラー: http://rpm.livna.org/livna-release-5.rpm をスキップします - 転送に失敗 - 不明または予期せぬエラー
rpm: url.c:103: XurlFree: Assertion `u && u->magic == 0xd00b1ed0' が失敗しました.

ガビョーン。何コレ状態です…。ググってみると同じ症状の人がいることが分かりましたよ。

今見た感じでは…未解決。なんだか完全に名前解決に失敗しちゃってますよ、これ。Windowsのtracertの結果が「Unable to resolve target system name rpm.livna.org.」ですって。あらまぁ。当然、ブラウザからWEBサイト見ることもできず。(会社からは普通に見れたのになぁ。)どうやらYahoo! BB固有の問題っぽいです…。(ルーターの問題?それともYahoo! BBユーザまるごと livna.org に弾かれちゃってるのかしら。)ミラーサイトとかでどうにかなるような気もしますが、正攻法で問題を解決したいところです。
ということでいきなり出足をくじかれましたが、私、めげませんから!とりあえずYahoo!にメールで問い合わせて返信待ちです。(電話が19:00まで、ってのが痛いなぁ…。)ペンギン、ペンギン言ってる皆様、ヒヨッ子ですがよろしくお願いします。