2006年の年末に読んだ本、2007年になってから読んだ本
今年は去年より本気度を上げて勉強する予定のbonlifeです。最近読んだお勉強本の感想をメモっておこうと思います。まずは2006年の最後の方に読んだ本から。
実践Python~文字列操作からWebアプリケーション開発まで
- 作者: 柏野雄太,小松亮介,穂苅実紀夫
- 出版社/メーカー: 株式会社ディー・アート
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 大型本
- クリック: 136回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
これは結構面白かったです。誤植が多くて途中ウンザリしかけましたが、それを除けばPythonの雰囲気がつかめて良い感じ。サンプルコードを手で打って試してみたので、ある程度は理解できたんじゃないかしら。(ってもう忘れかけてますが…。)ただ、18章で紹介されていた「関数型プログラミング」の部分はイマイチ理解できなかったなぁ…。関数型のプログラミング言語を勉強したらもうちょっとすんなり分かるのかも、という淡い期待をいだきつつ、この本は一応読了ということで。
そうそう、この本とほぼ同じ内容は「インスタント・パイソン」、「Python チュートリアル」で読めるので、地味なレイアウトでも気にならない方、節約中の方はこちらで勉強すれば良いと思いますよ。
続いて、2007年になってから読み始めた本。
- 作者: 榎本茂男
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 単行本
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
会社に放置されていた先輩の本を勝手に借りて、実家に帰る新幹線の中で流し読み。INDEXが内部でどうなっているのか、とかそういうマニアックな部分を実験(DUMPを出力して、その内容をチェック!)しながら確かめたりしてます。感想は「ふーん…。」って感じでしたね。分かったような、分からないような(苦笑)。Oracle本は会社に山のようにあるので、隙を見てボチボチ読んでみようと思います。
SQLite入門 すぐに使える軽快・軽量データベース・エンジン
- 作者: 西沢直木
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2005/09/09
- メディア: 大型本
- 購入: 3人 クリック: 102回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
最近買いました。さくらインターネットのレンタルサーバにPHP5をインストールしたので、これを機にSQLiteでも使ってみようかな、と思いまして。(ほら、レンタルサーバのMySQLとかってバージョンが古かったり、異常に遅かったりするじゃないですか…。)ということで昨日、今日とサッと読んでみたのですが、結構多機能でなかなか使えそうな感じです。
SQLiteの特徴(bonllife的解釈)は以下の通りです。
- DBサーバではなく、SQLを使ってファイル内のデータを扱うライブラリっぽい
- 1データベース1ファイルというシンプル構成 (バックアップ楽勝)
- ユーザなどの概念がないので、OSレベルのファイルへのアクセス権限で制御するしかない
- 基本的なSQLにはほぼ対応 (もちろんGRANTやREVOKEはありません)
- TRANSACTIONにも対応
- ロックの単位がデータベース (要するにファイルごとロック)
最後に書いたロックの単位なんてOracleに慣れてると「えー、行レベルロックが常識の時代にデータベースごとロックですか!」って感じがしますが、同時に多数の人が同じデータベースに対して更新しようとすることがなければ特に問題ないような。もちろん参照だけだったらロックもかからないですし。速度もキチンとトランザクションを使えばかなり速いみたい。(MySQLと同等か、それ以上!)トランザクション使わないと1レコードのINSERT、UPDATEごとにファイルのI/Oが発生してひどいことになっちゃうみたいですけどね。
vi入門―UNIX Text Processing (NUTSHELL HANDBOOKS)
- 作者: リンダラム,Linda Lamb,福崎俊博
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 1992/04
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
これは会社に置いてあった本ですね。viを全く使いこなせないままUNIX上で作業をしていたのですが、ある程度使いこなせば便利なはず!と思い、この本を読んでみました。仕事中に。いやー、この本を入社直後に読んでおけば良かった…と思いましたよ。この本に書いてあることを一通り理解して使いこなせるようになれば、UNIX上でのテキスト処理はかなり楽になるんじゃないかしら。とりあえず、来週中に暇を見つけて読み終えるようにしようっと。気が向いたら「viデスクトップリファレンス (UNIX text processing)」や「入門vi 第6版」も買おうかしら。それとも、viクローンのvimに走った方が良いのかな。
- 作者: David Sklar,桑村潤,廣川類
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2005/10/27
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
これは以前に目は通した本。2005年12月にこの本を買って読み始め、プログラミングでもやってみようか、という気分になった私にとっては非常に重要な本です。とか言いつつ、演習問題をちゃんと解いてなかったので、理解も中途半端なまま。ということで、演習問題をPerlの時みたいにキチッと解いていくことにしました。とりあえず、今日、2章から6章の問題まで解いてみましたよ。それほど難しくないのですが、ところどころ「うーん…。」と考え込んでしまう部分もあったりして(苦笑)。基礎をキッチリ固めておこうと思います。目標としては、来週中に全問制覇です!(日記にまとめるのは結構時間がかかるので、もうちょっと後にするかもしれませんが。)
とまぁ、こんな感じで今年は去年以上にペースを上げてガリガリと勉強してみます。