□□□ - 『GOLDEN LOVE』

たまには音楽好きらしくCD紹介をしてみるbonlifeです。今日ご紹介するのは□□□と書いてクチロロと読むあのバンドのニューアルバム。

GOLDEN LOVE

GOLDEN LOVE

正解は「しかくしかくしかく」ですのよ。よろしくね。

bonobos辻くんも疑問に思っていたみたいですね。というバンド名の話は置いておいて。最近、このアルバムが良過ぎて他のCDをあまり聴いてません状態。
1曲目の「GOLDEN LOVE」。衝撃的な美しさ!圧倒的なサウンド。なんと谷村新司の「青空」って曲をサンプリングしてるんですって!あまりにも気になったので調べて視聴しちゃいましたよ。こちらで視聴できますが、速度が違うだけでだいぶ雰囲気違いますね。ディズニーっぽいナイスサウンドに仕上げたクチロロに万歳!
で、2曲目が「GOLDEN KING」ですよ。サウンド、歌詞ともに爽快!キラキラキラキラまぶし過ぎ。テンション上がりまくり。トルネード竜巻の名嘉真祈子嬢がコーラスで参加してるっぽいけど、どこかか分からず(苦笑)。
3曲目の「COSMIC DANCE」はなんとHALCALIをfeaturingしちゃってます。すごくピッタリ。クチロロHALCALIって組合せが絶妙。
4曲目の「真夏のラストチューン」は80年代のアイドル曲っぽいベタなメロディーラインが素敵。垢抜けたサウンドが奏でるちょいダサがカッコ良い。
5曲目はけだるいムードが心地よい「夏草」。TOKYO NO.1 SOUL SETとかそんな感じのポエトリーリーディングに近いゆるいラップがスーッと耳に沁み込んできちゃって。単調なサウンドの繰り返しが夏の終わりのちょっと切ないあの感じを呼び起こします。
6曲目はいとうせいこうとコラボですぜ。なんだこりゃって不思議なノリの曲、「おばけ次元」。途中のせいこうのラップなんてもはや無戒秀徳のよう。クチロロの2人のダルい声の上にせいこうの勢いあるラップが乗ってくる、乗ってくる。
7曲目の「INNER LIGHT」はグルーヴィーなベースラインから始まって。9割がた英語のラップ。可能性を感じさせますな。
8曲目の「サブマリンのせい」では、クチロロがプロデュースしたsubmarineと共演、競演。普段 HIP HOP 聴かないからすごく新鮮。クチロロならではのふざけた合いの手が入ったりして。
9曲目の「Science of working people」では南波がやりたい放題。ボイパと懐かしい感じのメロディーラインの融合。
10曲目の「Starlight」。この鍵盤音がこれまた懐かしい感じでグッときます。サビが気持ち良過ぎ。メロディーへの声の乗せ方がまたなんともゆるいんだけど、そこがなんとも良いんだからズルイです。
11曲目の「Ninguojounu」は fumit-0 の Turntable によるもの。このアルバムの中の曲をちょいちょい使って楽しい感じに仕上げてます。
そのままの流れで12曲目の「GOLDEN WEEK」。もうこれでもか!ってぐらいに楽しさ全開の曲。ホーンセクションまで入っちゃって、なんだか南国ムード。これ聴き終わる頃には、身も心も軽くなって気分爽快。いや、ホントに。クチロロにはストレスとかないんじゃないかな、って気がしてしまうぐらい飛び抜けて楽しい!
ってことで皆さんもこのアルバム聴きましょう。そして、10月4日、心斎橋CLUB QUATTROで開催される「NEW TOPYQ's vol.1」でお会いしましょう! (タワレコあたりでCDを買うと、このイベントの入場券をもらえるんですよ。素敵!)

(ホント馬鹿だな、コイツら!)