WebSphere sMashの研修を受けて、刺激を受けた

bonlifeです。金曜日、先輩社員のお誘いでIBMに行ってWebSphere sMashのハンズオン研修を受けてきました。sMashってのはWeb2.0マッシュアップなアレです。Enterpriseマッシュアップ基盤とかなんとか。
社内のデータが比較的加工しやすい状態(SOA)で提供されている場合、間にsMashを挟むことで情報共有を加速させることが出来るっぽい。

特徴は以下の通り。

  • Java SEで動く (シンプルでコンパクト)
  • 開発にはGroovy、PHPを使う
  • Webベースの開発ツール"App Builder"がなかなか使える (Yahoo! Pipesっぽい)
  • RESTful

Herokuが出た時にもビックリしましたが、ブラウザベースの開発って案外実用的なレベルになってるのかもしれませんね。Groovyはなかなかクールで柔軟な言語っぽいです。興味持った方はITアーキテクトの記事を読んで、試してみてください。結構面白いかも!
ただ、現実には連携させたいEnterpriseなデータはOracleDB2に独自のルールでゴロゴロと詰め込まれているので、「CoC(設定より規約 or 設定の上に規約)」の考え方がそのまま適用できず、使いやすいAPIにするためにどこかで泥臭いことをしなきゃいけなくなるんですよね。 (適当な固定長のデータを生成するPGを作って、HULFTでデータ連携させる、とか。) ここを支援する仕組みが出来てくるとSOAももっと浸透すると思うんだけどなぁ…。
この研修内容自体は事前に予習した内容と同レベルだったので、特に発見もなかったんですけど、講師(id:nobusueさん)が印象的でした。Groovyに惚れ込み、仕事以外の時間で翻訳活動に参加してしまうというエネルギー!就業後と土日だけで洋書の翻訳ですよ。スゴイ。刺激を受けましたよ。なんか頑張らなきゃ!と思いました。仕事でGroovyを使う予定なんてありませんが、この本買ってみようかな。

Groovyイン・アクション

Groovyイン・アクション