東京大学物語

LOUIS VUITTONのバッグが似合う女子よりIL BISONTEのバッグが似合う女子の方が好きなbonlifeです。池袋のシネマサンシャイン江川達也初監督の映画「東京大学物語」を観てきました。R-15指定のちょいエロ映画です。原作はスピリッツに連載されてて、毎週立ち読みしてたのは高校生、大学生の頃。(1992年から2001年まで連載されていました。)実家には単行本もあります。
というわけで早速感想。主人公が村上直樹から水野遥に変わってしまっており、あの頭からプスプス煙が出る脳内妄想の数々は一切出てきません。えー、それじゃあつまらないじゃないの…と思ったあなた、決め付けるのはまだ早いです。エロいシーンは忠実に再現されてます!そりゃあ、あのSOFT ON DEMAND作品ですもの。ね。個人的には鈴木絵里役の範田紗々があんまりピンと来なかったのが残念でした。悪くないんですけど、よくなかったです。小泉真紀役の不二子はもっとピンと来ませんでした…。裏を返せば主役2人がかなり良い感じにハマってたんですよ。村上直樹役の田中圭、水野遥役の三津谷葉子がこれほどしっくりくるとは思いませんでした。正直、三津谷葉子にちょっと惚れました。キュンキュンきちゃいましたよ。時折見せる天使のようなスマイルがたまりません。(ただ、声がちょっと低かったような。)最後の方では、原作者ならではの裏ワザ炸裂で、えーって展開がありますが、それはそれで楽しめる感じでした。まぁ、江川達也は何やっても良いんですよね。
あ、大事なことを書き忘れてましたが、原作を知らない人は全く楽しめないと思います。原作を知っていることを前提にしてポンポンと色んなことが起こるので、読んでいないとフーンって感じで終わってしまうと思います。観に行く予定がある方は前半部分(村上が東大に入る前まで)をしっかりと読んでおきましょう。原作を読んだことがある人は、映画を観た後、きっと読み返したくなることでしょう。
ところで、カップルで観に来てた人も多かったのですが、彼らはああいう映画って気まずくないのかしら。どうなんでしょ。あれですか、AVを一緒に観るノリなんでしょうか。どうなの、その辺どうなのよ。